広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、27日から第9週「なつよ、夢をあきらめるな」に入る。アニメーターを目指して東京にやって来たなつ(広瀬さん)は、憧れの東洋動画の入社試験を受け、その結果が明らかになる……。
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友・柴田剛男に一人引き取られ、北海道十勝地方に移り住む。柴田家の家業、酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、剛男の義父で北海道移民1世の泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第9週で、なつは入社試験に不合格となり、行く先を見失ってしまう。雪次郎(山田裕貴さん)から、なつの様子を知らされた兄・咲太郎(さいたろう、岡田将生さん)は役者仲間のツテを頼り、東洋動画のアニメーター・仲(井浦新さん)に直接、不合格の理由を聞きに行く。すると仲は、試験に落ちたのは咲太郎のせいだと語る。数日がたち、なつが亜矢美(山口智子さん)の店「風車」にいると、咲太郎が警察に捕まったと信哉(工藤亜須加さん)が知らせにやって来て……。
第8週「なつよ、東京には気をつけろ」は、昭和31(1956)年春、アニメーターになる夢をかなえるため、なつは上京を果たす。雪次郎が菓子修業をする新宿・川村屋を訪ね、エキゾチックな雰囲気を身にまとうマダム・光子(比嘉愛未さん)と再会。なつは光子の好意で、川村屋に住み込みで働くことになる。新生活を始めたなつは、兄・咲太郎をよく知るクラブ歌手・カスミ(戸田恵子さん)に誘われ、近所のおでん屋・風車を訪ねる。なつが女将の亜矢美に兄への思いを話すと、なぜか亜矢美は動揺し……という展開だった。
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