そして、生きる:有村架純と坂口健太郎の“出会い”描く特報解禁 岡田惠和作ヒューマンラブストーリー

有村架純さんと坂口健太郎さんが出演する「連続ドラマW そして、生きる」特報映像のワンシーン
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有村架純さんと坂口健太郎さんが出演する「連続ドラマW そして、生きる」特報映像のワンシーン

 女優の有村架純さんと俳優の坂口健太郎さんが出演するWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW そして、生きる」の特報映像が10日、公開された。「2011年、私たちは出会った」とのテロップで始まる30秒の映像で、盛岡で暮らす瞳子(有村さん)と東京に住む清隆(坂口さん)が、東日本大震災後のボランティアで出会うシーンなどが、東北の美しく澄んだ風景と共に収められている。

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 ドラマは、有村さん主演で17年に放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」などで知られる脚本家・岡田惠和さんによるオリジナルヒューマンラブストーリー。映画「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」の月川翔監督がメガホンをとり、今夏放送に向け現在も撮影中という。

 全編6K収録を行い、4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)版も制作。「コールドケース」シリーズ、「坂の途中の家」など、WOWOWの4K・HDR作品を築き上げてきた山田康介さんが撮影監督を務めた。

 自然光や環境光を生かし、ロケ地となる東北の壮大な景色や街並みと共に、ありのままの美しい太陽光に包まれた有村さんと坂口さんの繊細な表情を映し出すことに挑戦。山田さんは「俳優部の自然なお芝居と、美しい東北の風景をそのまま切り取って作品にしたいと思いました。今作ではライティングを極力排除し、その瞬間、その場所にある光だけで撮影しています。長回しも多く、そこで生まれた物語を、限りなく生のままカメラに収めました。彼らが何を思い、どのような人生の選択をし、生きていくのか? その時を感じてもらえると幸いです」と思いを明かしている。

 物語は、3歳の時に交通事故で両親を亡くし、岩手・盛岡で暮らす伯父に引き取られた生田瞳子(有村さん)は、天真らんまんに育ち、地元のアイドルとして活動するなど女優を志していた。19歳になった瞳子は東京で開催されるオーディションに挑もうとするが、本番前日の2011年3月11日、東日本大震災が起きる。半年後、瞳子は宮城・気仙沼でのボランティア活動に参加。そこで、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清水清隆(坂口さん)と出会う。瞳子は穏やかで整然と現場を仕切る清隆の笑顔に違和感を覚える。清隆は過酷な運命を背負っていて……と展開する。

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