3人組バンド「MONGOL800」(モンパチ)の楽曲を基にした映画「小さな恋のうた」(橋本光二郎監督、24日公開)に出演する佐野勇斗さん、森永悠希さん、山田杏奈さん、眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さん、鈴木仁さんが2日、ラ チッタデッラ(川崎市川崎区
)で行われた日本最大級の沖縄の祭典「はいさい FESTA2019」の特設ステージに登場。5人組バンド「小さな恋のうたバンド」(ちい恋バンド)としてメジャーデビューする佐野さんらは、ステージで映画のタイトルにもなったモンパチの名曲「小さな恋のうた」などを初めて生披露。会場に集まった約1000人の観客を沸かせた。
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5人は劇中同様、高校の制服姿で登場。佐野さんは「舞台袖ではバチバチに緊張していたんですよ」と明かしつつ、ライブではメンバー紹介やトークを主導して盛り上げ、最後は「平成でもっとも歌われた曲ということで、令和になりまして、この次の元号でも大きく響かせたいと思うので、ぜひみなさんの力をお借りしたいです!」と呼びかけ拍手を浴びていた。
ライブでは劇中でも歌っている「DON'T WORRY BE HAPPY」や「あなたに」など3曲を熱唱し、鈴木さんは「映画だけじゃなくて実際に演奏する機会があってうれしかったですし、緊張しましたけど、楽しかったです」と笑顔。終盤にはサプライズでモンパチのメンバーの上江洌清作(うえず・きよさく)さん、映画に出演する世良公則さんも登場。上江洌さんは「初めてのライブを袖で見させていただいたんですけど、俺と世良さんが緊張していました」と笑い、「親心みたいな感じでしょうか。これからもっともっとライブが見たい」とコメントした。
映画は、モンパチのデビュー20周年記念ライブでメンバーによって製作が発表された。沖縄で人気の高校生バンドはその実力で、東京のレーベルからスカウトを受け、プロデビューが決まる。しかし、喜びの絶頂で盛り上がる彼らに1台の車が突っ込み、バンドは行く先を見失ってしまう。そこに現れた1曲のデモテープと米軍基地に住む一人の少女。それらによって、止まった時計の針は前に進み始める……というストーリー。
主人公の真栄城亮多を佐野さん、亮多のバンド仲間でドラム担当の池原航太郎を森永さん、唯一の女性バンドメンバーである譜久村舞を山田さん、舞の兄で亮多の親友である譜久村慎司を眞栄田さん、バンド仲間で苦渋の選択をするベース担当の新里大輝を鈴木さんが演じる。
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