TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。
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新作の「ワンピース ワールドシーカー」(PS4、バンダイナムコエンターテインメント)が首位を獲得。予測通りの売れ行きで、主要購買層は20歳前後と、これまでのシリーズ作よりは少し高めの年齢ですね。続いたのはこちらも新作の「ディビジョン2」(PS4、ユービーアイ ソフト)。こちらも想定通りの販売で、3日先にプレーできる「ゴールドエディション」も人気を博しました。
なお、出荷自粛が発表された「JUDGE EYES:死神の遺言」(PS4、セガゲームス)が5位に急浮上。ただし、こちらは既に売り切れており、在庫はありません。
新作の「SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE」(PS4、フロム・ソフトウェア)が首位と予想。大ヒットした「ダークソウル」シリーズのフロム・ソフトウェアの作品ということで、ブランニュータイトルではありますが、予約も絶好調です。続くのは「スーパーロボット大戦T」(PS4・NS、バンダイナムコエンターテインメント)か。順位としては、PS4版、スイッチ版の順だと思いますが、当初想定よりスイッチ版の手応えがいいですね。PS4版は既存のファン層だと思いますが、スイッチ版はひょっとすると新規ユーザーが入ってきているかもしれません。
1位 ワンピース ワールドシーカー(PS4)
2位 ディビジョン2(PS4)
3位 デビル メイ クライ5(PS4)
4位 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(NS)
5位 JUDGE EYES:死神の遺言(PS4)
6位 New スーパーマリオブラザーズ U デラックス(NS)
7位 マインクラフト(NS)
8位 戦国無双4 DX(PS4)
9位 スプラトゥーン2(NS)
10位 マリオカート8 デラックス(NS)
松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー
「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。
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