ムロツヨシ:小栗旬の熱い“口説き”で出演決意

スペシャルドラマ「二つの祖国」の会見に登場したムロツヨシさん
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スペシャルドラマ「二つの祖国」の会見に登場したムロツヨシさん

 俳優のムロツヨシさんが19日、テレビ東京(東京都港区)で開かれた同局の開局55周年特別企画ドラマスペシャル「二つの祖国」の会見に登場。主演の小栗旬さんから熱く口説かれ、出演を決意したことを明かした。

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 ドラマは、山崎豊子の同名小説が原作で、1900年代の第二次世界大戦前と大戦中、大戦後の米国と日本を舞台に、米国に生まれて米国人として育てられた日系2世たちが、“二つの祖国”のはざまで戦争という運命に翻弄(ほんろう)される姿を描いた青春群像劇。かつて同じ原作を映像化したNHK大河ドラマ「山河燃ゆ」では、小栗さんが演じる天羽賢治を松本幸四郎さん、ムロさんが演じるチャーリー田宮を沢田研二さんが演じた。

 小栗さんから「いきなり電話が来て『どうしても一緒に出てほしい作品がある』と言っているので、会ってみた」というムロさん。小栗さんから「ムロ君の役は沢田研二さんがやった役。今の沢田研二さんはムロ君だと思う」と口説かれたといい、「ちょっとこの子(小栗さん)の目はおかしくなってきたなと。僕のどこにジュリーがいるのか」と首をかしげながらも、「でも熱弁して、ほだされていうのは変ですが。主演をやる友人が『一緒にやりたい』と言ってくれた。それは初めての経験なのでうれしかった」と明かしていた。

 会見には、多部未華子さん、高良健吾さん、新田真剣佑さん、松重豊さんも出席したが、小栗さんは海外にいるため不在。会見の一番手にあいさつをしたムロさんは「まさか(会見で)最初にあいさつするとは思わなかった。小栗旬が不在で申し訳ありません。私も、彼がいないのになぜ会見をしているのかわかりませんが、放送が間近ということで……」と話していた。

 小栗さんは会見の途中でテレビ電話で参加。ムロさんは「最近は(小栗さんと)テレビ電話で話しているので。彼はさみしがり屋で、お酒を飲みながらテレビ電話がかかってくる」と小栗さんのプライベートも明かしていた。ドラマは23日と24日にテレビ東京系で午後9時から放送される。

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