高橋ひかる:「国民的美少女」から今夏で丸5年 女優として一歩ずつ着実に…課題は「役者スイッチ」

“YouTubeドラマ”「パラレルスクールDAYS」で主演を務める高橋ひかるさん
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“YouTubeドラマ”「パラレルスクールDAYS」で主演を務める高橋ひかるさん

 「YouTube」で配信中のドラマ「パラレルスクールDAYS」で主演の女優・モデル、高橋ひかるさん。2014年、「第14回全日本国民的美少女コンテスト」で8万1031人の応募者の中からグランプリに輝いてから、今夏で丸5年を迎える。その間、16年公開の映画「人生の約束」を皮切りに、一歩ずつ着実に女優としてステップアップ。役を演じることの「楽しさが、少しずつ増している」と明かす高橋さんに、女優業への思いなど聞いた。

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 17年はNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で信濃からやってきた謎の少女・高瀬、18年は日本テレビ系の連続ドラマ「高嶺の花」でコスプレ少女・原田秋保を演じて注目された高橋さん。役を演じることに対して、最初は「難しい、分からない、なんでこうなってしまうんだろうと、マイナスなことばかり考えていた」というが、最近は心にも余裕が生まれ、「せっかくなら楽しもうと前向きに思えるようになりました」と笑う。

 主演は「パラレルスクールDAYS」が2作目。「おんな城主 直虎」では柴咲コウさん、「高嶺の花」では石原さとみさんという先輩女優の演技を目の当たりにしてきた高橋さんが抱く、主演女優のイメージとは?

 「いるだけで現場が明るくなるというか、いるだけでみんなが頑張ろう、ってなる、現場が活気づく、そういうイメージがあります。私もそうなれたらいいなっていう憧れはあります」と明かす。

 一方、女優として「まだまだ足らないことばかり」で、「学ばなくてはいけないことはとても多い」とも話す高橋さんの現在の課題は「役者のスイッチを見つけること」。

 「ものすごく根本的な部分ではあるんですけど、台本を読んで役をつかめたとしても、現場で力を出せないと意味がないなって最近、感じていて……。もちろんパっと役に入れる時もあるんですけど、まだその部分が不完全。そのムラをなくしたいというか、いつ何時でも、監督の声がかかったら、役に入れるようになりたいです」と力を込める。

 そんな高橋さんは「アクションにも興味がある」といい、「特撮にも興味はありますし、あと私自身アニメが好きなので、尊敬する声優の方のように、声で表現するお仕事も機会があればチャレンジしたいですね」と目を輝かせていた。

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 「パラレルスクールDAYS」は、ワイモバイルが制作する「Y!mobile放課後ドラマシリーズ」の第2弾。女子高生の志乃莉(高橋さん)は、ある日の放課後、彼氏の須賀みさき(甲斐翔真さん)とけんかをしてしまい、翌日、沈んだ気分で登校すると、いつもと様子が違うクラスへ迷い込んでしまう。交錯する二つの世界に翻弄(ほんろう)されながら、その驚くべき謎が明かされていく……という内容。

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