シティーハンター:神谷明が“次回作”に意欲

「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した神谷明さん
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「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した神谷明さん

 劇場版アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」(こだま兼嗣総監督)の大ヒット御礼舞台あいさつが16日、東京都内で開かれ、冴羽リョウ役の声優・神谷明さんが登場した。締めのあいさつで神谷さんは「これからもっともっと(興行収入の)数字を伸ばして、次につながるようにみんなで頑張っていきたい」と“次回作”への意欲を見せると、観客から拍手が起こった。

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 神谷さんは「声優になったときの夢が、(出演作品を)親子2代で見てもらえるように声優として長生きをしたいと思っていた。今は(親子孫)3代になりつつあります。もうちょっと長生きしないとね」と話していた。 

 この日は、槇村香役の伊倉一恵さん、野上冴子役の一龍齋春水さん、こだま総監督、読売テレビの諏訪道彦プロデューサー、スカイフォールの植田益朗プロデューサー、サンライズの小形尚弘プロデューサーも出席。舞台あいさつでは、3人組ユニット「TM NETWORK」の宇都宮隆さんからのお祝いのコメントが代読された。さらに小室哲哉さんが試写を見て喜んだことも明かされた。

 テレビアニメ版「シティーハンター」シリーズの監督でもあるこだま総監督は、当時を振り返って「(テレビ版の)話をいただいたのが32年前に2回あるんですね。1回目がちょっとダメになって、2回目はサンライズでお話をいただいて……」と幻の企画があったことを明かすと、諏訪プロデューサーは「1回目のことはしゃべっていいのか、いけないのかギリギリのところではありますが……」と苦笑いしていた。

 「シティーハンター」は、1985年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まったマンガが原作。東京・新宿で、裏社会ナンバーワンの始末屋(スイーパー)冴羽リョウの活躍が描かれた。87~99年にテレビアニメが放送されたほか、3作の劇場版アニメが製作された。今回の劇場版は、リョウが何者かに襲われたモデルの進藤亜衣のボディーガードをすることに。新宿に兵士が集結するという情報が入り、その兵士たちはなぜか亜衣を狙っていて……というストーリー。

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