天国からのお客さま:異色の“よみがえり”テレビ? 中村玉緒が勝新太郎と“対面”、立川談志も復活…

20日放送の番組「スーパープレミアム 天国からのお客さま」(C)NHK
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20日放送の番組「スーパープレミアム 天国からのお客さま」(C)NHK

 ロボット工学の第一人者である大阪大学の石黒浩教授の全面的協力で実現したNHK・BSプレミアムの番組「天国からのお客さま」が20日午後8時に放送される。故人が精密精巧なアンドロイドになって現世に復活する……という異色の「死者よみがえりテレビ」で、中村玉緒さんが、1997年に亡くなった夫の勝新太郎さんと約20年ぶりに“対面”する。

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 玉緒さんと勝さんが、悩める若いカップルの人生相談にのる場面もあるといい、玉緒さんは「とても素晴らしい作品になったのでみなさま、ぜひご覧になってください。勝新太郎に久しぶりに会えて、とてもうれしかったです」と話している。

 番組には2011年に亡くなった落語家の立川談志さんもアンドロイドになって復活。生前、目をかけていたお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さん、弟子の立川志らくさんと“再会”を果たす。談志さんはアンドロイドとなっても毒舌は健在で、太田さんは「談志師匠は死んでも相変わらず怖かったです」とコメント。志らくさんは「師匠に再会して、震えるほど緊張したけど震えるほどうれしかった」と明かしている。

 また、文豪・夏目漱石のアンドロイドも登場し、作家でタレントのいとうせいこうさんらを相手に「ヒット作に必要なものは何か」がテーマの講義に挑む。いとうさんは「漱石先生と直接コミュニケーションができたのは『文学論』という難解な書物をひもとく豊かな経験になった」と振り返っている。

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