有村架純:“20歳の後悔”「号泣して帰った」過去明かす

映画「コーヒーが冷めないうちに」のイベントに登場した有村架純さん
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映画「コーヒーが冷めないうちに」のイベントに登場した有村架純さん

 女優の有村架純さんが13日、東京都内で開かれた主演映画「コーヒーが冷めないうちに」(塚原あゆ子監督、21日公開)のイベントに登場。「自身の後悔を公開する」というテーマでイベント参加者から質問を募集し、自身の後悔を聞かれた有村さんは「ありますよ。仕事のことになりますが、20歳ぐらいのときに受けた映画のオーディションで、監督が厳しくて。どうしたら監督が『これだ!』と思う芝居ができるのか当時は分からなかった。監督から『そうじゃない』と言われ続けて、号泣して帰りました。もっと食らいついて頑張ればよかったな」と明かしていた。

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 イベントには、お笑い芸人のヒロシさんも登場。有村さんの後悔に「それがあるから、今の有村さんがあるのでは」とフォローすると、有村さんは「過去があるから今があるんですね。大切な時間でした」とうなずいていた。

 また、有村さんはイベント参加者からの悩み相談にも応じ、20代の女性から「妹に感謝の気持ちを素直に伝えられなかった」という後悔に、「私も姉がいるので分かります。一緒に住んでいるときはケンカもするし、『ありがとう』も照れくさい。『ごめんね』すらも言えない。だからすごく分かります」と同意。相談した女性が一緒にイベントに参加した妹に感謝の気持ちを伝えると、有村さんは「このイベントが2人の関係を良くするきっかけになったとしたらうれしい。ほっこりします」と笑顔を見せていた。

 映画は、「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和さんの同名小説などが原作。「店内のある席に座ると、望んだ通りの時間に戻れる」という奇妙な都市伝説がある喫茶店「フニクリフニクラ」を舞台に、そこに集う人々の巡り合いの奇跡を描く。 

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