人気作家の池井戸潤さんの傑作小説「七つの会議」を狂言師の野村萬斎さん主演で実写化した映画「七つの会議」(福澤克雄監督、2019年2月1日公開)のティザーポスターと予告映像が13日、公開された。また追加キャストとして、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さん、女優の朝倉あきさん、俳優の岡田浩暉さん、木下ほうかさん、吉田羊さん、土屋太鳳さん、小泉孝太郎さん、溝端淳平さん、春風亭昇太さん、勝村政信さん、世良公則さん、鹿賀丈史さん、橋爪功さんが出演することも発表された。
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映画は都内にある中堅メーカー・東京建電が舞台。「結果がすべて」という考え方が今なお続く東京建電の営業1課の万年係長・八角民夫(野村さん)はどこの会社にもいそうな“ぐうたら社員”。トップセールスマンである課長の坂戸宣彦(片岡愛之助さん)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しかこなさず定例の営業会議では傍観しているのみ。絶対的な存在の営業部長・北川誠(香川照之さん)が進める結果主義の方針の下で部員が寝る間を惜しんで働く中、一人ひょうひょうと日々を送っていた。ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった……というストーリー。
藤森さんは東京建電・経理部課長代理の新田を、朝倉さんは東京建電・営業一課員の浜本優衣を、岡田さんはカスタマー室長の佐野を、木下さんは東京建電の親会社ゼノックスの副社長・田部を演じる。吉田さんは八角の元妻・淑子役、土屋さんは零細ねじ工場の社長・三沢の妹の奈々子役、小泉さんは東京建電で取り扱う商品の開発を手がける商品開発部の奈倉役で出演する。昇太さんは東京建電経理部長の飯山を、勝村さんは東京建電経理部経理課長を、世良さんは東京建電副社長・村西を、鹿賀さんはゼノックス常務取締役・梨田を、橋爪さんは東京建電社長・宮野を演じる。
ビジュアルには、机の上に立つスーツ姿の野村さんが不敵なまなざしを向ける姿に、「正義を、語れ」というキャッチコピーが添えられている。
予告編は、香川さん演じる北川が会議室で社員を叱咤するなか、野村さん演じる八角が悠長に居眠りをする場面から始まり、その後、及川光博さん、片岡愛之助さん、北大路欣也さんら出演者の姿や、今回追加キャストとして発表された土屋さんや吉田さん、藤森さんらの姿が次々と映し出される。最後は野村さんの「居眠りの時間だ」というせりふと、不敵な笑い声で締めくくられている。
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