テニスプレーヤーの松岡修造さんが19日、東京都内で行われた映画「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」(ヤヌス・メッツ監督、31日公開)公開記念トークイベントに登場。映画に登場するビヨン・ボルグさんのものまねをするテニス芸人のバモス!わたなべさんに、テニス並みに厳しい熱血アドバイスを送った。
ウナギノボリ
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太った体形にちなんで「ボヨン・ボルグ」と名乗っているわたなべさんが、ボルグさんのものまねネタを披露するも、松岡さんは厳しい顔で「お笑いっていうのは、普通にやるんじゃなくて、何か見つけなきゃ!」とダメ出し。さらに「俺をマッケンローだと思って、ものまねやってごらん?」と促して新ネタをやらせては「マネジャーいる? このまま生きてくのか? 今のネタは受けてない」と指摘、「こういう感じでやるんだ!」と、自らボルグさんのラケットの振り方を実演しながら指導して、会場を盛り上げていた。
映画は、1980年に行われたウィンブルドンテニス決勝戦の映画化。世界中が注目する中、5度目のタイトル獲得を目指す冷静沈着なボルグさんと、ワイルドな野性児のジョン・マッケンローさんという対極的な2人が、ウィンブルドン決勝戦でぶつかり合った実話を基にした作品で、イベントでは、20歳の時にマッケンローさんと対戦した経験を持つ松岡さんが映画の魅力を語り、わたなべさんのほか、観客のテニスについての悩みを解決した。
松岡さんは、同映画を一番見てほしいのは「錦織圭(選手)」といい、27日に開幕する全米オープンについて「グランドスラムの四つの大会で優勝するには、これがラストチャンスだと思っている。勝ってほしいなと思う」とエールを送っていた。
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