グッド・ドクター:第6話 山崎賢人の“過去”が明らかに? 「もうお医者さんになれません」と涙

連続ドラマ「グッド・ドクター」第6話のワンシーン=フジテレビ提供
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連続ドラマ「グッド・ドクター」第6話のワンシーン=フジテレビ提供

 俳優の山崎賢人さん主演の連続ドラマ「グッド・ドクター」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第6話が16日、放送される。第6話の予告映像では、新堂湊(山崎さん)の元に、父の航(遠山俊也さん)が訪ねて来るシーンが収められており、「明らかになる湊の過去」というテロップ、「あの日、湊と湊の兄に一体、何が……」というナレーションが流れる。さらに、湊が涙を流しながら「僕はもうお医者さんになれません。ごめんなさい」と語るシーンも登場する。

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 転科の話がなくなり、当直医も任されることになった湊は、さらに生き生きと働きだす。臨床医の瀬戸夏美(上野樹里さん)は、東郷記念病院を訪ねてきた湊の父親の航から、湊に連絡先が書かれたメモを渡してほしいと頼まれる。湊が父親の航に虐待されていたことを知る夏美は、湊のことを案じ、院長の司賀明(柄本明さん)に相談。司賀は「この件は自分に預けてほしい」と航のメモを預かる。

 医師の高山誠司(藤木直人さん)は、医局に湊たちを集める。そこには産婦人科医の鶴田皐月(堀内敬子さん)が来ており、出産間近の患者の水野理香(篠原ゆき子さん)の胎児について説明する。胎児にリンパ管腫が見つかり、このままでは正常な分娩ができない。そのため、帝王切開の分娩時に臍帯(さいたい)を切り離さず血行を確保したまま胎児に処置を行う「EXIT」という手術を、小児外科医に依頼する。

 しかし、理香は周産期心筋症を患っているため、胎児の処置は30分以内で終えなければならない。リスクを伴う手術に小児外科長の間宮啓介(戸次重幸さん)が反対する中、高山は患者が望むならと請け負い、助手に夏美と湊を指名する。湊と夏美は、理香が子どもだけでも助けてほしいという強い思いを抱いていることを知り、湊は「EXIT」に関する文献を読み漁る。そんな中、湊は航に声をかけられる。おびえる湊は、航と食事に行く約束をしてしまう。それを知った夏美は司賀に報告する……。

 「グッド・ドクター」は、2013年に韓国で放送された同名の連続ドラマが原作で、米国でもドラマ化された。自閉症スペクトラム障害でコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年・新堂湊が小児外科の世界に飛び込み、周りからの偏見や反発にさらされながらも、子供たちの命のために闘い、心に寄り添い、成長していく姿を描いている。

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