注目映画紹介:「ジュラシック・ワールド/炎の王国」人気シリーズ最新作 恐竜たち絶滅の危機!  最凶最悪の恐竜も登場

映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の一場面 (C)Universal Pictures
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映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の一場面 (C)Universal Pictures

 人間と恐竜が死闘を繰り広げる人気シリーズ5作目となる最新作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(J・A・バヨナ監督)が13日からTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)ほかで公開される。前作「ジュラシック・ワールド」(2015年)の3年後から始まる今作には、シリーズ最多の恐竜たちが登場。おなじみのT-レックスはもちろん、前作のビラン(悪役)、インドミナス・レックス以上の破壊力を持つ新種の恐竜が、人々を恐怖に陥れていく。

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 イスラ・ヌブラル島のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」が恐竜たちに破壊されて3年。パークは閉鎖され、恐竜たちだけが生息する野生の島と化していた。島の火山が活動を再開、恐竜たちに絶滅の危機が訪れる。このまま見殺しにするか、救出するか。専門家の意見が分かれる中、オーウェン(クリス・プラットさん)とクレア(ブライス・ダラス・ハワードさん)は、恐竜たちを救い出そうと島に向かう……というストーリー。

 プラットさん、ハワードさんが前作に引き続き出演するほか、インドミナス・レックスの生みの親、ウー博士(B・D・ウォンさん)や、「ジュラシック・パーク」(1993年)から続くこのシリーズの顔ともいうべきイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラムさん)が姿を見せる。前作で監督を務めたコリン・トレボロウさんはスティーブン・スピルバーグさんと製作総指揮に回り、脚本を担当。「永遠のこどもたち」(07年)や「怪物はささやく」(16年)のバヨナ監督がメガホンを握った。

 前半は、島を舞台にしたアクションアドベンチャー。後半は、ゴシック調の大邸宅で繰り広げられるサスペンス劇の装いで、メリハリのある展開を楽しめる。大邸宅で暮らす少女メイジー(イザベラ・サーモンさん)が、物語の進行と共に存在感を強めていくのも特徴的だ。なぜ大邸宅が舞台かは、映画を見てのお楽しみ。

 前作のインドミナス・レックス以上の凶暴性と知性を持つ新種のインドラプトルが、最凶最悪のスーパービランぶりを発揮している。前作でオーウェンと強い結び付きを見せていたヴェロキラプトルの「ブルー」が、どんな行動に出るのかも見どころだ。(りんたいこ/フリーライター)

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