映画興行成績:カンヌ最高賞の「万引き家族」がV2 「空飛ぶタイヤ」は2位発進

映画「万引き家族」のビジュアル (C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.
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映画「万引き家族」のビジュアル (C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.

 18日に発表された16、17日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、先月開催された第71回カンヌ国際映画祭で最高賞「パルムドール」に輝いた「万引き家族」(是枝裕和監督)が2週連続で1位を獲得した。土日2日間で約27万人を動員し、興行収入は約3億4400万円を記録。前週動員対比で77%をキープし、なかには前週を上回る高稼働の劇場もあるなど、落ちの少ない興行となっている。累計では動員146万人、興行収入17億円を突破している。

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 初登場作品では、池井戸潤さんのベストセラー小説を人気グループ「TOKIO」の長瀬智也さん主演で実写化した「空飛ぶタイヤ」(本木克英監督)が2位となった。土日2日間で動員は約21万人、興行収入は約2億6600万円を記録。15日の公開初日から3日間の累計では、動員が26万人、興行収入が3億円を突破している。

 ほかにも、ジュリア・ロバーツさん、天才子役といわれるジェイコブ・トレンブレイさんらが出演した「ワンダー 君は太陽」(スティーブン・チョボスキー監督)が5位、サバイバルアクション「メイズ・ランナー」シリーズの完結編「メイズ・ランナー:最期の迷宮」(ウェス・ボール監督)が6位スタートを切った。

 累計興行収入では、公開10週目で今回7位にランクインした劇場版アニメ「名探偵コナン ゼロの執行人」(立川譲監督)が82億円を突破。歴代興行収入のランキングで58位となった。また、3位の「デッドプール2」(デビッド・リーチ監督)は14億円、10位の「ピーターラビット」(ウィル・グラック監督)は10億円、4位の「50回目のファーストキス」(福田雄一監督)は7億円を突破した。

 1位 万引き家族
 2位 空飛ぶタイヤ
 3位 デッドプール2
 4位 50回目のファーストキス
 5位 ワンダー 君は太陽
 6位 メイズ・ランナー:最期の迷宮
 7位 名探偵コナン ゼロの執行人
 8位 終わった人
 9位 羊と鋼の森
 10位 ピーターラビット

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