9月16日に引退する歌手の安室奈美恵さんが3日、全国ツアー「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」の千秋楽となる東京ドーム公演を開催し、引退前最後となるツアーを“完走”した。全国ツアーと同時期に開催されたアジアツアー(中国、香港、台湾)を合わせると約80万人を動員し、ソロアーティスト史上最多の動員数を記録した。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
千秋楽は、開演前から観客から“奈美恵コール”が上がり、炎を持った演者が聖火台に火をともす演出からスタート。安室さんは、ヒット曲「Hero」や「Baby Don’t Cry」「SWEET 19 BLUES」「Love Story」「TRY ME ~私を信じて~」「Chase the Chance」「CAN YOU CELEBRATE?」などを披露。
本編ラストに披露された「Do It For Love」で、安室さんは「騒げ! 東京!」と会場を盛り上げ、その直後には「25 THANK YOU I (ハート) FAN」と書かれた巨大なセットがせり上がる演出も。アンコールでは、テレビアニメ「ワンピース」の主題歌「Hope」、オールタイムベストアルバム「Finally」の最後のトラックに収録された「Finally」、16年ぶりに再タッグを組んだ小室哲哉さんが楽曲提供した「How do you feel now?」を歌唱し、千秋楽は幕を閉じた。
安室さんは最後のMCで、デビューからの25年間を思い出と語り、「最後は笑顔で。みんな元気でねー! バイバーイ」とメッセージを送ってステージを後にした。
ライブ終了後には、今回のラストツアーを収録した映像作品(DVD/ブルーレイ)の発売も発表された。