女優の長澤まさみさんが10日、東京都内で開かれた舞台「メタルマクベス」の制作会見に登場した。2006年に初演した人気作の再演で、ランダムスター夫人を演じる長澤さんは、前回同役を演じた松たか子さんから「最近会ったときに『実はあの役をやるんですが』と言ったら、『大丈夫、できるから!』と言われました。勇気をもらいました」とエールを送られたことを明かした。
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「メタルマクベス」は、劇団☆新感線と宮藤官九郎さんがタッグを組み、シェークスピアの「マクベス」と、ロックバンドを組み合わせた異色の舞台で、06年に初演。今回は、観客席が360度回転する新劇場「IHI ステージアラウンド東京」(東京都江東区)で再演される。宮藤官九郎さんが脚本を書き直し、いのうえひでのりさんが演出にアレンジを加えるという。
会見前のライブで長澤さんは、黒ずくめの衣装で、スリットから美脚をチラ見せし、普段は見せないクールな表情やポーズをキメて観客を沸かせた。
会見には、橋本さとしさん、濱田めぐみさん、尾上松也さん、大原櫻子さん、浦井健治さん、宮藤さん、いのうえさんも登場した。会見で「悪女役に共感できる部分はあるか」と聞かれた長澤さんは、「今、(主演しているフジテレビ系“月9”ドラマの『コンフィデンスマンJP』で)七変化をしているんですが、(その中の)どこかにあります」と笑顔で答えていた。
舞台「メタルマクベス」は、橋本さんと濱田さんが出演する「ディスク1」が7月23日、尾上さんと大原さんの「ディスク2」が9月15日、浦井さんと長澤さんの「ディスク3」が11月9日から上演。チケットは全席指定で1万3500円。