橋本愛:地元・熊本が舞台の映画「オズランド」に“凱旋出演”

地元・熊本が舞台の映画「オズランド」に“凱旋出演”する橋本愛さん(C)小森陽一/集英社(C)2018 映画「オズランド」製作委員会
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地元・熊本が舞台の映画「オズランド」に“凱旋出演”する橋本愛さん(C)小森陽一/集英社(C)2018 映画「オズランド」製作委員会

 熊本県出身の女優の橋本愛さんが、熊本県の遊園地「グリーンランドリゾート」を舞台にした映画「オズランド」(波多野貴文監督)に“凱旋出演”することが9日、明らかになった。なじみのある地元の遊園地で撮影を行った橋本さんは、「幼い頃から来ていたので記憶もたくさん残っていて、それをなぞるように歩き回ったり。時間があるときにひたすら遊ばせていただき、遊園地ラブな気持ちを満タンにして現場に戻ることができたのでありがたかったです」とコメントしている。

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 映画は、小森陽一さんの小説「オズの世界」(集英社文庫)が原作で、女優の波瑠さんが主演し、西島秀俊さんと初共演する。恋人が勤める超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美(波瑠さん)は、系列会社が運営する地方の遊園地「グリーンランド」に配属されてしまう。そこには、数々の企画を成功させ、“魔法使い”と呼ばれている小塚慶彦(西島さん)と個性豊かな従業員が勤めている。小塚からごみ拾いや客の案内ばかり指示される久瑠美は、各支社で成果を上げたMVP社員は好きな部署に異動できるということを知り、仕事に励むが……という展開。脚本は映画「ヒロイン失格」の吉田恵里香さんが務める。

 久瑠美が配属される遊園地の先輩社員・玉地弥生を演じた橋本さんは、「原作では達観したような雰囲気を持つ経験豊富な女性でしたが、映画ではぐぐっと若々しく、ぐぐっとはじけた明るさを持った女の子でした」と紹介。台本を読んだ感想については、「物語の中に起承転結が5個くらいあり、バタバタと音が聞こえるような盛りだくさんぶりで、これはわちゃわちゃ騒がしい映画にしたいなと思いました」と話した。映画は今秋公開。

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