ジャニーズ事務所は6日、人気グループ「TOKIO」のメンバー、山口達也さんの契約を解除したことを発表した。
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同グループは2日、山口さんが女子高校生への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となったことを受けて、山口さんを除いた城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さん、長瀬智也さんの4人で会見。その際に山口さんから辞表が出されたことが明かしていた。同事務所は「重ねて6日本日、本人からも直接、弊社に対し強い意思表明がございました。それを踏まえ本日、弊社社長とTOKIOリーダー城島茂との協議が行われ、この申し出を受理する判断に至りましたことをご報告申し上げます」と発表した。
同事務所は、今後について「これより弊社は、山口達也と契約を解除することとなりますが、事件の社会的な影響や、現在、山口の置かれている状況等に鑑み、彼を育ててきた立場として、社会に責任を果たすために必要な支援を今後も積極的かつ継続的に行ってまいる所存でございます」と支援を続けていく意向だ。
また、TOKIOは今後、残る4人で活動を続けていくが、同事務所は「彼らは、会見でも言及した通り『4人のTOKIOが必要とされるのか』という命題を背負い、茨(いばら)の道を歩むことになります。弊社も当然、彼らとそれを分かち合い歩んでいきますが、(中略)彼らの今後の活動へも温かいまなざしを注いでいただけましたら幸いです」とコメントしている。
TOKIO4人のメンバーのコメントは以下の通り。
誰のために何をすべきか、それだけを考え続けた日々でした。
僕らメンバー、一人一人の今の気持ちを表現するには言葉だけでは足りませんし、何より、これ以上言葉で語るべきものではないと思います。
自分たちに変えられるものがあるとすれば、それは明日であり、目の前にあることからです。
今一度TOKIOとして原点に戻り、それぞれが己と向き合い、誰のために、いったい何をするべきなのかをしっかりと考え、前を向いていきたいと思います。
TOKIO
城島茂 国分太一 松岡昌宏 長瀬智也