機動戦士ガンダムNT:福井晴敏脚本の新作劇場版アニメが11月公開 「UC」のその後を描く

「機動戦士ガンダム」シリーズの劇場版最新作「機動戦士ガンダムNT」のビジュアル(C)創通・サンライズ
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「機動戦士ガンダム」シリーズの劇場版最新作「機動戦士ガンダムNT」のビジュアル(C)創通・サンライズ

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの劇場版最新作「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」が製作され、11月に公開されることが20日、明らかになった。「機動戦士ガンダムUC」などの福井晴敏さんが脚本を手がけ、「UC」のその後を描く宇宙世紀サーガの最新作となる。アムロとシャアの戦いから始まり「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」「機動戦士ガンダムUC」と連なる宇宙世紀サーガのさらに新たな100年の歴史を描く「UC NexT 0100」が始動したことも分かった。20日、東京都内で開かれた会見で発表された。

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 「機動戦士ガンダムNT」は、「ガンダム Gのレコンギスタ」などに参加してきた吉沢俊一さんが監督を務め、サンライズが製作。カトキハジメさんと小松英司さんがメカニカルデザインを担当する。「機動戦士ガンダムUC」でラプラスの箱が開かれた1年後の宇宙世紀0097年に、消息不明になったユニコーンガンダム3号機フェネクスが地球圏に再び姿を見せる……というストーリー。

 主人公は、地球連邦宇宙軍所属のヨナ・バシュタで、νガンダムの試作機として開発されたナラティブガンダムのパイロットとなる。UC計画でサイコフレームの強度・追従性のテスト機として開発されたシナンジュ・スタインなども登場する。

 会見には、福井さん、声優の浪川大輔さん、サンライズの宮河恭夫社長、小形尚弘プロデューサー、お笑いコンビ「よゐこ」の濱口優さんが登場。福井さんは、主人公が乗るナラティブガンダムについて「見た目は、頼りない感じに思うかもしれないが、今回のコンセプトは着せ替えガンダムです。いろいろなパーツを加えていく」と語った。

 ◇スタッフ(敬称略)

 原作:矢立肇、富野由悠季▽監督:吉沢俊一▽脚本:福井晴敏▽メインキャラクター原案:高橋久美子▽キャラクターデザイン:金世俊▽メカニカルデザイン:カトキハジメ、小松英司▽色彩設定:すずきたかこ▽美術監督:丸山由紀子、峯田佳実▽音響監督:木村絵理子▽編集:今井大介▽音楽:澤野弘之▽アニメーション制作:サンライズ

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