27日から東京タワーで行われるVRプラネタリウムイベント「MEGASTAR JOURNEY(メガスター・ジャーニー)Powered by ABAL」。劇中に登場するキャラクターの声を務める人気声優の小山力也さんがコメントを寄せた。
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「MEGASTAR JOURNEY」は、プラネタリウム・クリエーターの大平貴之さんが企画監修を務めた、VRを使ったアトラクション型プラネタリウム。開業60周年を迎えた東京タワーの地下で、宇宙空間への光速移動を実現できる「時空エレベーター」が発見されたというストーリー仕立てで、宇宙空間に飛び出して全身で星の海を感じたり、青く輝く地球を眺めながら月面を散策したりと、自らの足で広大な宇宙を旅する体験ができる。人気声優の小山さんと林原めぐみさんがキャラクターの声を担当している。
今回小山さんが演じたのは、地上から時空エレベーターを制御する管制官のトム。小山さんは「まず企画そのものに驚きましたね。このような新しいものがドンドン進んでいるのだなという感じで、本当にビックリするばかり」とコメント。VR作品は未経験だったというが、「VRには“目の前の映像に脳が誘導される…”といったイメージを持っています。“うそ笑いでも身体にいい影響を与える”といったことがいわれていますし、そういった可能性の果てしなさはすごいなと感じています」と話す。
「名探偵コナン」の毛利小五郎役など、アニメでも活躍している小山さんだが「今回は明らかに3次元で“五感をすべて刺激される”題材であったということが今までと違う部分でした。客観的に見ているのではなく、自分自身がその中に溶け込んでいるという感覚が大きかったです」とVR作品ならではのポイントに刺激を受けた。今回演じた管制官のトムは元軍人で宇宙開発のエンジニアだが、小山さん自身は「どっちかといわれると体で突っ込むタイプですね。そういう意味では自分の経験に近いキャラクターでした」と語る。
共演の林原さんについて、小山さんは「林原さんは『THE プロフェッショナル』ですね。物おじしないし、必要なことを確実に取り込んで、その日中に仕上げなければならないことを確実にこなす方です。周到に役を作られて確実に仕上げる方ですね」とコメント。「男性声優の中にはまずやってみて、それからリクエストに合わせて調整していく方もいらっしゃるのですが、彼女はしっかりとしたビジョンを持った状態で収録に臨み、事前のすり合わせにもしっかり時間を使う方ですね。彼女の場合は自分が求めるものと、リクエストに対する受け止め方がクリアなため、役作りに対してとても真摯(しんし)で無駄がないです」と絶賛する。
「かつてアナログで聴いていたものがCDになりDVDになり……と、どんどん変わっていったように、『メガスター・ジャーニー』は映像と音声が合体したコンテンツの、移り変わりにおける一番大きなステップになった」と小山さん。「10年後、20年後に『あれ見たんだよ!』と言えるような感動が心に残る、そんな作品になる予感がしますので、お客様の大事なメモリーとして刻んでいただければなと思います」と呼びかけている。
「MEGASTAR JOURNEY」は東京タワーホール(東京都港区)で27日~4月9日に開催。営業時間は午前10時~午後9時で、休演日は東京タワーの営業に準ずる。チケット料金は、大人、子供共通で1800円。VR機器の性質上13歳以上推奨で、身長120センチ未満は体験できない。
18日までツイッターを使った内覧会招待キャンペーンを実施。MEGASTAR JOURNEYの公式アカウント「@megastarjourney」をフォローして「キャンペーン対象ツイート」をリツイートすると抽選で10組計20人が内覧会に参加できる。
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