人気マージャンマンガ「咲-Saki-」の外伝「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」の実写映画(小沼雄一監督、20日公開)の完成披露舞台あいさつが11日、東京都内で開かれた。主人公チーム「阿知賀女子学院」の高鴨穏乃(たかかも・しずの)を演じる桜田ひよりさんは「自分の役を本当に愛しています。声のトーンや座り方、打ち方のくせ、歩き方などを研究して、細かいところまで気をつけてやったので注目してもらいたい」とアピールした。
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舞台あいさつには、桜田さんのほか「フェアリーズ」の伊藤萌々香さん、「SUPER☆GiRLS」の渡邉幸愛さん、「私立恵比寿中学」の中山莉子さんの阿知賀メンバー、小倉優香さん、「アップアップガールズ(仮)」の新井愛瞳さん、RaMu(ラム)さん、元AKB48の岩田華怜さんらライバル校のメンバー、小沼監督の計20人が出席した。阿知賀メンバーの松実玄(まつみ・くろ)を演じた女優の恒松祐里さんはインフルエンザのため欠席した。
伊藤さんは「私はずっと黒髪ロングだったのですが、この役のために茶髪に染めました。フェアリーズのメンバーにも言わずに染めたのでビックリされた」とすでに黒髪に戻しているが撮影中のエピソードを明かした。渡邉さんは「(咲-Saki-阿知賀編は)アニメを見て『ここはこういうふうに言っている』と、再現できるように頑張りました」と話した。小沼監督は「これだけ(キャストの)人数がいると、仲の良いところ、悪いところがあるものですが、みんなが仲良くなった。それがスクリーンに出れば」とアピールしていた。
「咲-Saki-」は、マージャンがスポーツのように競技として存在する世界を舞台に、女子高生らが全国制覇を目指す姿を描いたマンガ。「阿知賀編」は、本編ヒロインの一人・原村和の幼なじみである高鴨穏乃や新子憧(あらたし・あこ)の視点で描かれた外伝。映画は、和との対局を望む穏乃らが、全国大会の準決勝で優勝候補の白糸台高校と対戦する……というストーリー。
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