須賀健太:台本7ページのセリフ「5分で覚えた」

映画「ちょっとまて野球部!」完成披露試写会に登場した須賀健太さん
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映画「ちょっとまて野球部!」完成披露試写会に登場した須賀健太さん

 俳優の須賀健太さんが10日、東京都内で行われた映画「ちょっとまて野球部!」(宝来忠昭監督、27日公開)の完成披露試写会に登場した。撮影で一番大変だったことを聞かれた須賀さんは、天候の関係でまだセリフを覚えていないシーンを急きょ撮影することになり、「台本7ページのセリフを5分で覚えました」と回答。「たぶん俺、役者人生で一番何かを発揮しましたね。5分でいけました!」と胸を張り、「もう一回見る時は、これを5分で覚えたんだなと(思って見て)!」と笑顔でアピールしていた。

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 映画は、マンガ誌「ゴーゴーバンチ」(新潮社)で連載中のゆくえ高那さんのマンガ「ちょっとまて野球部!-県立神弦高校野球部の日常-」を実写映画化した部活コメディー。強豪でも弱小でもない日本一平均的なチームの県立神弦高校野球部は、3年生最後の夏が終わり、1年生の3バカトリオ、大堀(須賀さん)・秋本(小関裕太さん)・宮田(山本涼介さん)ら残された部員たちの新たな日常がスタートする。雑用をこなしながら野球に励む3人だが、ある日、テストの追試で赤点を取った大堀が、再追試に落ちると夏の合宿に参加できないというピンチになる……というストーリー。

 この日は須賀さん、小関さん、山本さんの主要キャスト3人のほか、荒井敦史さん、塩野瑛久さん、柳喬之さんも野球部員姿で登場。小関さんと山本さんは須賀さんの高校の後輩で、プライベートでも学生生活をともにした仲だといい、山本さんは「須賀君とコセッキー(小関さん)と(共演と)いうのがいいな。もともと知り合いだったので、この3人で3バカトリオを演じられるのはすごく楽しみだった」とコメント。小関さんも「実際の高校時代を一緒に過ごしたのは大きかったですね」と共演を喜んだ。

 また、この日は、キャストが客席を通って登壇。ほぼ女性ばかりの観客約700人に「キャー!」という絶叫で迎えられた須賀さんは「気持ちいいですね~。こんなに寒い中、超満員!」と喜んだが、「なんか看板、『須賀健太』が少ないけれど大丈夫ですか?」「帰りはみんな『須賀健太』にして帰ってください!」と呼びかけて笑いを誘っていた。

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