伊達公子さん:リハビリは週4回 右腕上がらず「シャンプーは片手」

「全豪オープンテニス」の「WOWOWテニスアンバサダー」会見に登場した伊達公子さん
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「全豪オープンテニス」の「WOWOWテニスアンバサダー」会見に登場した伊達公子さん

 昨年9月に現役を引退した元プロテニスプレーヤーの伊達公子さんが8日、東京都内で開かれた「全豪オープンテニス」の「WOWOWテニスアンバサダー」会見に登場した。昨年11月に右肩の手術を受けていた伊達さんは、リハビリについて「週4回やっている。普通に生活している分には痛みはないが、シャンプーをするときは(左一本の)片手です」と話した。伊達さんが右腕を動かしてみせたが、ひじから上は上がらなかった。

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 伊達さんは、アジア出身の女子テニスプレーヤーとして、史上初めてシングルス世界ランキングでトップ10入り(最高4位)を果たしたスター選手。1996年にトップ選手のまま引退したが、2008年に現役復帰をすると驚異的な活躍をしたが、故障に悩まされて昨年に引退した。引退会見では、ひざに加え、肩の故障も再発したことを明かした。

 伊達さんは、「WOWOWテニスアンバサダー」として、経験豊富なスター選手の目線からグランドスラムに足を運び、現地から大会の熱気や興奮を伝える予定。全豪オープンテニスでは、開幕前日の14日に現地入りし、大会2日目まで計3日間滞在する。

 全豪の思い出について「日本人やアジア人には(南半球のため)気候の変化があるが、比較的調整しやすい大会。勝ちたいのはウィンブルドンだけれど、勝てる可能性があるのは全豪と思っていた」と振り返った。錦織圭選手がけがのため出場しない中、期待の大坂なおみ選手について、伊達さんは「なおみちゃんはグランドスラムに強いし、相手が強いほど力を発揮する。ただトップシードでない選手と当たったときに安定して勝てるか。トップ20になるにはそれが必要。パワーはあるだけに、メンタルの強化ですね」とアドバイスしていた。

 「全豪オープンテニス」は15~28日、にWOWOWプライムとWOWOWライブで連日生中継する。第1日は無料放送。

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