TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。
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時期的にキッズ向けのクリスマスプレゼント需要一色の展開となりました。もちろん一番人気はニンテンドースイッチ。ゲーム以外のおもちゃ市場全体を見渡してみてもライバルは不在で、まさに今年のクリスマスの主役になったといえそう。本体、ソフトを合わせたスイッチ関連商品が全体の6割を超える売り上げとなりました。
お年玉商戦の主役も引き続きニンテンドースイッチでしょう。ソフトでは「スーパーマリオ オデッセイ」「スプラトゥーン2」(ともに任天堂)あたりが人気を集めそう。例年だと新作の少ない1月は定番作メインのランキングとなるのですが、今回は11日に「ディシディア ファイナルファンタジー エヌティー」(PS4、スクウェア・エニックス)が発売、26日には期待の「モンスターハンター:ワールド」(同、カプコン)と、例年にない盛り上がりを見せてくれるとみています。
松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー
「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。
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