欅坂46渡辺梨加:「話すのは苦手」も単独会見頑張る “ポンコツ”返上?

写真集「饒舌な眼差し」のお渡し会イベントに登場した「欅坂46」の渡辺梨加さん
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写真集「饒舌な眼差し」のお渡し会イベントに登場した「欅坂46」の渡辺梨加さん

 アイドルグループ「欅坂46」の渡辺梨加さんが5日、東京都内で開かれた初の写真集「饒舌な眼差し」(集英社)のお渡し会イベントに登場した。「話すのは苦手」と公言している渡辺さんだが、今回はいつものグループではなくソロのイベント。会見直前に関係者から報道陣に対し「お手柔らかにお願いします」とフォローされるほどだった。しかし、会見が始まってみると、渡辺さんはしっかりとした受け答えで、報道陣から驚かれていた。

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 渡辺さんは1995年、茨城県出身で、「べりか」の愛称で親しまれている。「欅坂46」のグループ最年長で、モデルらしく美しさを“武器”にしているが、忘れ物の“常習犯”で、就職試験50社落選など数々のエピソードを持つ。そのギャップが人気となっているが、報道陣に配られたプロフィルにも「“ポンコツ”ぶり」と書かれるほどだ。

 これまでの会見では、質問されても無言だったり、話しても一言だけという場面も多かった渡辺さんだが、この日は“ポンコツ”の汚名返上とばかりに話し続けた。初の写真集について「楽しかった。景色も奇麗で、食べ物もどれを食べてもおいしかった」「ギリシャは想像以上に暑かった。日傘を差すのは自分1人だった」とよどみなく答えていった。

 写真集のタイトル「饒舌な眼差し」にかけて「目で訴えたいことはあるか?」という難しい質問にも、渡辺さんは「話すのは苦手なので……。困ったことがあれば目で訴えています」と、これまでの“無言”を逆手に取って返答。ゆったりしたテンポで小声ながらしっかり答え、来年の抱負も「いただいたお仕事を丁寧に頑張っていきたい」と締めた。

 写真集は、女性ファッション誌「Ray(レイ)」(主婦の友社)の専属モデルを務める渡辺さんが、ギリシャの古代遺跡やエーゲ海をバックに、水着も含めてさまざまなポーズを披露している。A4判、144ページで、1800円(税抜き)。

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