嵐・二宮和也:「人生の薄さを反省…」 宮崎あおいの“すてきエピソード”に舌巻く

映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」のトークイベントに登場した宮崎あおいさん
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映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」のトークイベントに登場した宮崎あおいさん

 人気グループ「嵐」の二宮和也さんが13日、東京都内で行われた主演映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」(滝田洋二郎監督)の公開記念トークショーに、共演の宮崎あおいさんらと登場した。宮崎さんが自身の体験を踏まえて映画をPRすると、そのスピーチに二宮さんは「自分の人生の薄さを反省しました……」と舌を巻いていた。

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 この日、宮崎さんはイベントの最後に「お世話になっている病院の先生から(映画を)見ましたと連絡をいただきました。先生はいろいろな人を育て、人の上に立つ立場の人。その方が『あしたから周りのスタッフに優しくしよう』ってメールに書いてあって。この映画が、いろいろな世代の方、立場の人に届く作品になったんだなって思いました。メールをいただいて私もうれしくなりました。一人でも多くの上の世代の方に見ていただきたいです」とあいさつした。

 その後、コメントを求められた二宮さんは「季節も大分、寒くなってきました。心が温まる映画だと思います。ぜひ劇場で見ていただきたい……」とコメントし、「あまりにも、あおいちゃんのお話がうますぎて、自分の人生の薄さを反省しました」と苦笑いだった。トークショーには、共演の西島秀俊さん、滝田監督も出席した。

 映画は、1990年代に人気を博した料理対決バラエティー「料理の鉄人」の演出家で知られる田中経一さんのデビュー小説が原作。天皇の料理番・山形直太朗が考案した究極のフルコース「大日本帝国食菜全席」を巡り、2000年代初頭と1930年代の二つの時代が並行して語られる。現代編は、麒麟の舌(絶対味覚)を持ちながら料理の情熱を失った佐々木充(二宮さん)が、消えたレシピの解明に挑むミステリー。過去編は、太平洋戦争直前、レシピ作成に人生をささげたもう一人の麒麟の舌を持つ直太朗(西島さん)と、彼の信念を支え続けた人々の運命が描かれる。

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