「2017ミス・ユニバース」の日本代表で、リポーターの阿部祐二さんの娘・阿部桃子さんが1日、東京都内で開かれた「ミス・ユニバース世界大会」の壮行会に登場し、世界大会で着用するナショナル・コスチュームを披露した。阿部さんは、世界大会に向けて「1番は取りたいが、取ることばかり考えると自分らしさが出ないので、自分らしくいることを大事にしたい。1位は取りにいくつもりです」と力強く語った。
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ナショナル・コスチュームは、各国の代表が自国の文化や伝統、民族性などをモチーフに、さまざまなアイデアを盛り込んだ衣装で、世界大会の見どころの一つになっている。阿部さんのコスチュームは、黒一色から一瞬で市松模様に変わる、歌舞伎の「早変わり」の手法を活用した仕掛けがあり、阿部さんは「今までなかった。斬新で楽しんで着させていただいています」と自信を見せた。手には「美」と筆書きされた巨大な扇子を持つ。
阿部さんは「ここに来るまでに、体を鍛えるのはもちろん、ウオーキング、英会話などいろいろなトレーニングに励んだ。思いやり、人に対する優しさを表現して輝きたい」と意気込んだ。父の祐二さんについては「父の方が意気込んでいて、世界大会の日にちが決まった瞬間、飛行機の予約を取っていた。すごく応援してくれている」と明かした。
第66回の「ミス・ユニバース世界大会」は26日(日本時間27日)に米国ラスベガスで開催され、世界から約100人が出場する予定。阿部さんは10日(日本時間11日)に出国し、大会まで現地のホテルに滞在しながら、イベントやチャリティーなどに参加して本戦に挑む。