注目映画紹介:「映画キラキラ☆プリキュアアラモード」 ギャグ要素多め シエルの過去は…

劇場版アニメ「映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」の一場面(C)2017 映画キラキラ☆プリキュアアラモード製作委員会
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劇場版アニメ「映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」の一場面(C)2017 映画キラキラ☆プリキュアアラモード製作委員会

 テレビアニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」(ABC・テレビ朝日)の劇場版「映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」(土田豊監督)が28日、新宿バルト9(東京都新宿区)ほか全国で公開される。宇佐美いちか(キュアホイップ)たちが、パリでスイーツコンテストに出場する話と、キラ星シエル(キュアパルフェ)の過去が描かれる。過去の劇場版は感動することも多かったが、今回はギャグ要素が多めなので「なんですとー⁉」と驚かされるかもしれない。

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 「キラキラ☆プリキュアアラモード」は、「プリキュア」シリーズの第14弾。スイーツが大好きな中学2年生の宇佐美いちかたちが、伝説のパティシエ・プリキュアに変身し、思いが詰まったスイーツを悪い妖精から守る姿が描かれている。

 劇場版は、いちかやシエルたちが、パリで有名なスイーツコンテストに出場する。しかし、シエルが絶不調。スイーツ作り、プリキュアの変身がうまくできなくなってしまうピンチに、いちかたちは力を合わせる。

 オリジナルキャラクターとしてシエルの師匠のジャン・ピエール・ジルベルスタインも登場。イケメンだが、変人にも見える個性的なキャラクターだ。バラが付いたコック帽をかぶり、スイーツ作りに熱中し過ぎて周りが見えなくなることもある。情熱的に振る舞えば、振る舞うほどコミカルに見え、声優を務める尾上松也さんの演技も情熱的でハマっている。

 スイーツ×アニマルがテーマ。キュアホイップは、ウサギのジャンプ力など動物の能力を生かして戦っているが、劇場版では、カメの姿に変身させられ、ひっくり返って起き上がれなくなるなど能力が封じられてしまうシーンもある。変身させられたプリキュアたちの困惑ぶりがコミカルだ。この意外な変身を含めてギャグ要素が満載なのが、見どころの一つになっている。

 ほかにも、劇場版でしか見ることができない特別なパワーアップフォームで天使のようなスーパープリキュアに変身したり、2016~17年に放送された前シリーズ「魔法つかいプリキュア!」のキャラクターが登場するなど見どころが盛りだくさんだ。

 同時上映の短編「Petit☆ドリームスターズ!レッツ・ラ・クッキン?ショータイム!」(宮原直樹監督)は、シリーズ第12弾「GO!プリンセスプリキュア」のパフ、アロマ、前シリーズ「魔法つかいプリキュア!」のモフルン、「キラキラ☆プリキュアアラモード」のペコリンが集合。CGになったペコリンたちが可愛らしい。(小西鉄兵/MANTAN)

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