佐藤健:“佐藤かぶり”にも余裕「よくある」 主演映画「亜人」のイベントで 

映画「亜人」の公開直前イベントに登場した佐藤健さん
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映画「亜人」の公開直前イベントに登場した佐藤健さん

 俳優の佐藤健さんが21日、東京都内で行われた主演映画「亜人」(本広克行監督、30日公開)の公開直前イベントに、共演の綾野剛さんと登場。同作で綾野さんが、不死身の新人類「亜人」の“佐藤”役を演じていることから、MCから“佐藤かぶり”について聞かれると、佐藤さんは「28年間、佐藤として生きた僕からすると、よくある。特に驚きはない」と余裕の表情。「だいたいどこの現場に行ってもスタッフさんの中に佐藤さんがいますし……。だから恐れるものはなかった」と語り、観客の笑いを誘った。

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 映画は、桜井画門さんが2012年に「good!アフタヌーン」(講談社)で連載を開始した同名マンガが原作。トラックと衝突して不死身の新人類「亜人」であることが発覚した研修医・永井圭(佐藤さん)は、懸賞金目当ての人々や警察に追われる身となる。同じく亜人のテロリスト佐藤(綾野さん)が圭に手を差し伸べるが、国家転覆を謀る佐藤に圭は加担できず……というストーリー。

 佐藤さんと綾野さんは映画「るろうに剣心」以来、2度目の共演となる。佐藤さんは「今回は脳みそを振り絞ってアイデアを出し合ってアクションを作っていった」と撮影を振り返った。綾野さんは「アクションのどんでん返しがいくつも起こる。『見たことのないアクション』ってよく言うじゃないですか。でも本当に今回は、見たことのないアクションだと思います。ただ肉弾だけじゃない、アクションのどんでん返し、頭脳バトルですね。そこを楽しんでいただければ」とアクションへの自信をのぞかせた。

 イベントではトークセッションのほか、作品の内容にちなんで、会場に集まった観客の統計が“マジョリティー”になるか“マイノリティー”になるかを予想するゲームや、それぞれの顔がデザインされたブロックパズルを完成させるゲームなども実施。ゲームの内容にからめて、「人生をリセットしたいか」を聞かれた綾野さんは「もうちょっと今の人生を生きてもいいかなー、あと5年ぐらい」といい、「学園もの(の作品)を1回やってみたいんだよね」と願望を語っていた。

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