ルドルフとイッパイアッテナ:パリのユネスコ本部で特別上映会開催

ユネスコ本部で行われた映画「ルドルフとイッパイアッテナ」の特別上映会でキャラクターパネルと写真を撮る子どもたち(C)2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
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ユネスコ本部で行われた映画「ルドルフとイッパイアッテナ」の特別上映会でキャラクターパネルと写真を撮る子どもたち(C)2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会

 2016年夏に公開された劇場版3DCGアニメ「ルドルフとイッパイアッテナ」(湯山邦彦監督・榊原幹典監督)が、4~8日にフランス・パリの国際連合教育化学文化機関(ユネスコ)本部で開催されている「日本へのクリエイティブな旅展 2017」で特別上映された。

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 上映会は5日、普段は国際会議が行われる会場で行われ、ユネスコ本部の職員や、ユネスコ加盟国の大使館職員とその家族、パリ市内のユネスコ市民会員ら約100人が集まった。冒頭には、岩佐直樹プロデューサーが登壇し、作品を作るきっかけや作品に込めたメッセージなどを説明。その後、英語字幕版にフランス語の同時通訳をする形で上映され、上映後には会場が大きな拍手に包まれた。また、展示会場には作品で描かれた風景と実際の風景を比較するパネルや、キャラクターたちのパネル、原作小説などが展示され、子どもたちがパネルと一緒に写真を撮るなど、多くの見学者でにぎわった。

 映画「ルドルフとイッパイアッテナ」は、斉藤洋(さいとう・ひろし)さんの児童文学で、1987年に最初の作品が発行されてから、28年にわたってロングセラーを誇る「日本一有名なノラ猫」シリーズ(講談社)が原作。ひょんなことから飼い主の元を離れ、思いがけず東京にやって来てしまった黒猫のルドルフが、街を牛耳るボス猫・イッパイアッテナと出会い、ノラ猫として共に生き、成長する姿を描いた友情と冒険の物語。ルドルフの声を女優の井上真央さんが、イッパイアッテナの声を声優初挑戦となる鈴木亮平さんが担当している。

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