俳優の早乙女友貴さんが15日、7月に開業する「オルタナティブシアター」(東京都千代田区)のこけら落とし公演となる「アラタ~ALATA~」の公開げいこに登場した。共演の塚田知紀さんから、早乙女さんの殺陣の演技を「500年に1人の天才」と絶賛されると、早乙女さんは「そんなわけがない!」と謙遜。すると塚田さんが「300年に1人」と修正し、早乙女さんが「200年減った!」と突っ込んでいた。
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「アラタ~ALATA~」は、1人のサムライ・アラタがタイムスリップし、夜の銀座で「こころ」という女性と出会ったり、妖怪と戦うなどの珍道中が繰り広げられる。海外の人も楽しめるよう、言葉に頼らずノンバーバル(非言語的コミュニケーション)のパフォーマンスにしたのが特徴で、ダンスパフォーマンス、ワイヤアクション、プロジェクションマッピングを駆使した作品に仕上げるという。またロングランを意識して、ダブルキャストを採用している。
公開げいこでは、オープニングのダンス、戦国時代のアラタと妖怪の戦い、アラタと機動隊の対決シーンがお披露目された。早乙女さんが激しく殺陣の動きをする中、周囲ではダンスをしているという動きのある舞台で、早乙女さんは「戦国と現代では、殺陣の種類を変えたりしている。中国アクションのような動きを入れたりもしている」と明かした。
7月7日に開業するオルタナティブシアターは、東京・有楽町に常設する劇場で、約400人を収容できる。