emma:ViVi人気モデルが初スタイルブック 親友・小松菜奈とのJK写真も

21日発売の初のビジュアルスタイルブック「emma」を手にしたモデルのemmaさん
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21日発売の初のビジュアルスタイルブック「emma」を手にしたモデルのemmaさん

 女性ファッション誌「ViVi」(講談社)の専属モデルで、笑福亭鶴瓶さんがメインMCを務めるトーク番組「A-Studio」(TBS系、金曜午後11時)に9代目アシスタントとして出演するモデルのemmaさんが、初のビジュアルスタイルブック「emma」(SDP刊、2000円)を21日、発売した。「ずっと本を出したいと思っていたので、すごくうれしかった。やるからには、一から全部やらせてほしい。できないならやりたくないと(希望して)作らせてもらった」というemmaさんに、全160ページに詰め込んだ思いを聞いた。

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 ◇すべてをセルフプロデュース! 家族とのページに思い入れ

 ビジュアルスタイルブック「emma」は、企画やスタッフのキャスティング、撮影ディレクション、写真のセレクト、ページの構図や構成まで、すべてemmaさん自身が発案、監修。「ピンク」「バッドガール」「セクシー」「ビューティー」「えまなな」など、さまざまなテーマで撮影した写真や、これまで自身が撮りためてきた写真を切り貼りしたスクラップ風のページもあるほか、上京時の思い、恋愛やモデルという仕事についてなど、プライベートな部分を明かす文章もつづられている。

 「物作りがすごく好きで、自分の考えていることを発信できたらいいなと思っていた」というemmaさん。「最初の打ち合わせは2年前です。本当に本として動き出したのは去年の9月くらいから」と明かし、「最初の本は、自分を紹介する意味もあって、文もちゃんと入れたい。写真もなぜ撮ったか(理由や意味を)伝えたかったのでスタイルブックにしました」と語る。

 特に思い入れの強いページは、両親からの手紙や家族旅行の写真などが紹介されている「家族とのページ」。実際に、故郷の北海道に行って撮影したといい、「自身のルーツと、家族(との写真)を出すのも、撮影するのも初めてだったし、一番素の自分が出ている場所なのかな」とにっこり。父親が普段読んでいる英字新聞をスキャンしてデザインに使うなど「たくさん案を出した」と振り返る。

 ◇親友・小松菜奈と「高校生になりきって」

 「親友」というモデルの小松菜奈さんとemmaさんの“コンビ”は「えまなな」と呼ばれており、「えまなな」と題した小松さんとのページもある。

 「菜奈が初めて出した本に(自分が)出ているので、『私の初めての本にも出てね』と約束をしていました。菜奈も『私との撮影、あるんでしょうね?』って言ってきて。出たかったみたい」とうれしそうに明かした。

 今回、2人は制服姿で女子高生風に撮影。これまでも雑誌などで小松さんと登場していることから「普通に撮影しようと思ったんですけれど、それじゃあ面白くない。一緒に高校生になりきって撮りました。制服で会ったことはないって急に思い浮かんで。渋谷でJK(女子高生)みたいなことは、今までやってなかったので、大人になった今、親友の菜奈とやってみました」と見どころを明かした。

 初めてのビジュアルスタイルブックの出来栄えは「ただのスタイルブックじゃない。細かいから読んでて面白いんじゃないかと思います。点数は、うーん、100点って言うと次が困るんで、95点!」と自信をのぞかせるemmaさん。「こういうことをやってみたいということは、まだまだいっぱいあるので、本を作ることは続けたいと思います」と目を輝かせていた。

 <プロフィル>

 えま。1994年4月1日生まれ。北海道旭川市出身。血液型O型。イギリス人の父と日本人の母を持つ。文化服装学院卒業。女性ファッション誌「装苑」(文化出版局)や「NYLON JAPAN(ナイロンジャパン)」(カエルム)でモデルを務め、2014年の「ViVi」10月号で同誌の専属モデルに加入した。16-17年のViVi読者の好きなモデルランキングで1位を獲得。17年4月号で初めて単独で同誌の表紙を務めた。現在はJ-WAVEの番組「SONAR MUSIC」に月曜レギュラーとして出演している。

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