俳優の野村周平さんが13日、東京都内で行われた映画「サクラダリセット 後編」(深川栄洋監督)の初日舞台あいさつに共演者と出席。主演として、前後編の2部作を“完走”した野村さんが覚えたせりふは前後編合わせて台本230ページ分に及んだといい、「せりふも膨大だった。今思い返すと楽しかったなと、疲れたなというのが交差していますね」と充実感を見せた。
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この日は、共演の黒島結菜さん、平祐奈さん、健太郎さん、玉城ティナさん、恒松祐里さん、吉沢悠さん、丸山智己さん、深川監督も出席。共演者や深川監督が手紙を読み上げるサプライズ企画も用意され、黒島さんは「本当にお疲れ様でした。現場で助けてくれて本当に感謝しています」、平さんも「いつだって明るくてムードメーカー。野村さんの魅力をたくさん教わりました。また共演できるといいな」などと野村さんへのねぎらいや感謝の言葉を贈った。
サプライズが明かされた際には、野村さんは「何? 続編とか嫌だよ?」とぽろり。それでも、共演者らからの言葉にも「僕はこういうのでは泣かないですよ」と話しつつ、「こういうことを舞台上でされるのは初めてなのでちょっと困惑していますが、うれしかった。こういうのをもらうと、また次の作品も頑張ろうと思う」と感激の様子だった。
「サクラダリセット」は河野裕さんの同名のライトノベルが原作で、野村さんと黒島さんがダブル主演する2部作。能力者が集う街・咲良田(さくらだ)を舞台に、驚異的な「記憶保持」の能力を持つ高校生・浅井ケイ(野村さん)と世界を3日間巻き戻せる「リセット」の能力を持つ春埼美空(黒島さん)が、2年前に死んでしまった同級生・相麻菫(平さん)をよみがえらせるために奮闘する……という内容。
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