東京喰種:実写映画の追加キャストに佐々木希、相田翔子、村井国夫ら

追加キャストとして発表された(上段左から)村井国夫さん、桜田ひよりさん、相田翔子さん、(下段左から)浜野謙太さん、佐々木希さん、栁俊太郎さん
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追加キャストとして発表された(上段左から)村井国夫さん、桜田ひよりさん、相田翔子さん、(下段左から)浜野謙太さん、佐々木希さん、栁俊太郎さん

 俳優の窪田正孝さん主演で実写化される映画「東京喰種トーキョーグール」(萩原健太郎監督、7月29日公開)の追加キャストとして、佐々木希さん、相田翔子さん、村井国夫さん、桜田ひよりさん、浜野謙太さん、栁俊太郎さんらが決定したことが9日、明らかになった。

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 「東京喰種」シリーズは、人肉を食らう怪人・喰種(グール)をテーマにした人気マンガ。2011~14年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載され、14年からは新章「東京喰種トーキョーグール:re」が同誌で連載されている。コミックスは累計2200万部以上を発行しており、14年と15年にテレビアニメも放送された。

 映画版は、喰種が人間と同じように暮らしている東京が舞台。さえない大学生の金木研(カネキ・窪田さん)は事故で移植を受け、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店「あんていく」で働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生の霧嶋董香(トーカ・清水富美加さん)と出会うが、「あんていく」は喰種が集まる店だった。やがて、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの厳しい戦いが始まり……というストーリー。

 今回発表されたのは喫茶店あんていくに集うメンバーという役どころで、あんていくのマスター、芳村功善(よしむら・くぜん)を村井国夫さんが、店員の入見カヤを佐々木希さんが、同じく店員の古間円児を浜野謙太さんが演じる。また、あんていくに集う喰種・四方蓮示(よも・れんじ)役で栁俊太郎さんが、同じく喰種の笛口リョーコ役で相田翔子さんが、リョーコの娘・笛口雛実役で桜田ひよりさんが出演する。

 村井さんは「喰種は、人肉を食うことでしか生きられぬ種族。不快感を持つ人もいるだろう。しかし、底に流れるのは、愛なのです。自分の正義のため、種族への愛のために戦うのです。その愛の深さに感動することは、間違いありません」とコメントしている。佐々木さんは「数年前から東京喰種の大ファンでマンガを読んでいたので、今回映画への出演が決まった時はとてもうれしく、光栄でした」と出演の喜びを語り、「喰種vs人間、そして二つの顔を持つ金木研。それぞれの複雑な思いが詰まっているとても考えさせられる作品だと思いますので、映画の完成が待ち遠しいです!」と話している。

 栁さんは「四方蓮示を演じるにあたり、一見寡黙でとても厳しいですが、心の底から愛のある優しさを持っているところを常に持つことを意識していました」、相田さんは「カネキくんの葛藤のように、私が演じさせていただいた笛口リョーコもまた、悲しみと恐怖の葛藤の中、母としての優しさや強さをもって生き抜くさまを、しっかりと表現できるよう取り組みました」と演じるに当たっての思いを明かしている。桜田さんは「原作を読んでいて、実写化されるなら『絶対、私がヒナミをやりたい!』と思っていたので、夢がかないました」と喜びのコメントを寄せ、「ヒナミは純粋で優しい女の子なので、小さな心の動きもじっくり考えながら大切に演じました」と話している。7月29日に全国で公開。

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