ウルトラマン:新作「ジード」が7月スタート 濱田龍臣が主演 シリーズ構成は乙一

「ウルトラマンジード」のビジュアル(C)円谷プロ(C)ウルトラマンジード製作委員会・テレビ東京
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「ウルトラマンジード」のビジュアル(C)円谷プロ(C)ウルトラマンジード製作委員会・テレビ東京

 特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマンジード」が、テレビ東京系で7月にスタートすることが27日、分かった。ウルトラセブンの息子・ウルトラマンゼロと宿敵・ウルトラマンベリアルの銀河の存亡をかけた戦いを描いた「ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE」に続く物語で、ウルトラマンベリアルの息子・ウルトラマンジードが主人公となる。俳優の濱田龍臣さんがウルトラマンジードに変身する朝倉リクを演じる。濱田さんが同シリーズに出演するのは、2010年公開の映画「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」以来、約7年ぶりとなる。

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 また、「GOTH」「ZOO」などで知られる小説家の乙一さんがシリーズ構成を担当し、「大怪獣バトル ウルトラ 銀河伝説 THE MOVIE」「仮面ライダーフォーゼ」などの坂本浩一さんがメイン監督を務める。

 濱田さんは「僕の幼稚園のころの夢は『ウルトラマンになること』でした。それが、なんと16歳でかなって、すごくうれしいです! 前回、映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』に出演させていただいた時は敵だったベリアルが、今回はなんと父親であるという設定で、すごく奥の深い役になっていると思っています。ベリアルの遺伝子を受け継ぐウルトラマンジードが自分の運命と向き合い、どのように成長していくのかを一緒に見守っていただけたら幸いです」とコメントを寄せている。

 乙一さんは「ウルトラマンの世界に自分が関われるなんて光栄です。だけど、同時に不安も抱えています。自分の提案した物語が、ウルトラマンを愛する人たちに受け入れられるのかどうか、心配で夜も眠れないくらいです。そんなときに執筆の勇気をくれるのは、主人公・朝倉リクの存在です。彼の行動やせりふを書きながら、僕自身、立ち止まっているわけにはいかないという気持ちにさせられました。彼に置いて行かれないように僕も頑張ります。世界中の人々に、新たなウルトラマンの物語が届くことを祈っています」と話している。

 「ウルトラマンジード」は、主人公・朝倉リクがジードライザーとウルトラカプセルを手に入れ、ウルトラマンジードに変身する力を得るが、自分には悪に落ちた黒き巨人・ウルトラマンベリアルの遺伝子が受け継がれていることを知り、運命が大きく動き出す……というストーリー。テレビ東京系で7月8日から毎週土曜午前9時に放送。

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