女性ファッション誌「sweet(スウィート)」(宝島社)が初めて開催した専属モデルオーディションの最終オーディションが15日、渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区)で行われ、応募者約1万人の中から大分県出身で横浜国立大学4年の姫野佐和子さん(22)がグランプリに輝いた。特別審査員の「AKB48」の小嶋陽菜さんからティアラを受け取った姫野さんは「まさかグランプリを取れると思ってなくて、本当にびっくりしてるんですけど、勇気を出して応募してよかったなって思います」と喜びを語った。
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姫野さんは身長は161センチ、趣味は海外旅行や洋服の買い物、特技は英語やバレエ。今後は小嶋さんと同じ事務所に所属し、専属モデルとして1年間、同誌に登場するほか、化粧品ブランドのCMモデルとしての出演なども決まっている。
イベント後、小嶋さんとともに会見した姫野さんは、報道陣に囲まれ「一回も取材を受けたことがないので、たくさんのカメラやマイクがあって、本当にびっくりしています」と明かし、「もともとファッションがすごく好きで、こういう機会があるのでチャンスだなと思って応募しました」と説明。就職はまだ決まっておらず、今後の芸能界入りについて聞かれると「ご縁があれば、ぜひ」と笑顔を見せた。
小嶋さんは「完成された可愛さと、女の子から可愛いって思われる可愛さがある」と姫野さんを選んだ理由を説明し、「AKBにも何百人って後輩がいたけど、直接何かするというのは無かったので、事務所に一人可愛い後輩が入ったので、仲良くしたいなって思っています」とコメント。姫野さんが「トークのコツとか教えてほしいです」とアドバイスを求めると、小嶋さんは「私もこういう囲み取材が一番苦手(笑い)。ここは勉強の場と思って。なかなかこれだけおじさんたちに囲まれることないと思うので」と語りかけていた。
オーディションは特定のプロダクションやレコード会社、出版社と契約をしていない13~30歳の女性を対象に開催。最終審査は同誌のファッションイベント「sweet collection 2017」内で行われ、同誌の渡辺佳代子編集長らが審査員を務めた。