シンガー・ソングライターのピコ太郎さんが13日、東京都内で行われたデジタルメディア協会(AMD)主催の「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’16/第22回AMDアワード」の授賞式に出席。大ヒットソング「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が「AMD理事長賞」に選ばれ、プロデューサーの古坂大魔王さんの“代打”で式に出席したピコ太郎さんは、「古坂さんの代わりっていうのは初めて。(歴史ゲーム)『三國志』のゲームメーカーなみに“コーエー”でございます」と笑わせると、「せっかくなんで……」と「PPAP」を生披露し、会場を沸かせた。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
またピコ太郎さんは、楽曲の世界的なヒットを受け「一番、感動したのはカンボジアで電気のない地域の子供たちが10人くらい真っ暗の中、踊っているのを見て、そこにはデジタルとかアナログとかなく、愛とか魂とか入っているような感じがした」と真面目にコメント。さらに「私はデジタルとかアナログとかなく全ては愛だと思っている。愛が何よりも最強だと思っているので、これからも愛を持って、曲と皆さんと妻を愛していきたいと思います」とスピーチを締めくくった。
「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー」は優れたデジタルコンテンツを表彰する賞で、毎年1月1日~12月31日に国内で発売・発表されたデジタルメディアで表現されたコンテンツやサービスを対象に優れた作品を年間コンテンツ賞「優秀賞」として選出し、優秀賞の中から大賞とAMD理事長賞を決定する。
「大賞/総務大臣賞」は、歌舞伎俳優の中村獅童さんが主演した「超歌舞伎 今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」が受賞した。