鋼の錬金術師:実写版アルの姿が解禁 公開日も決定

公開された実写版アルの場面カット(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会
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公開された実写版アルの場面カット(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会

 荒川弘さんの人気マンガを実写化した映画「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」(曽利文彦監督)で、主演の山田涼介さん演じるエドワード・エルリック(エド)の弟、アルフォンス(アル)の姿が23日、解禁された。また、映画の公開日も12月1日に決まった。

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 「鋼の錬金術師」は、荒川さんが2001~10年に「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載した人気マンガ。錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、エドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すため「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリーで、アニメ化され人気を博した。

 アルは、エドとともに禁じられた「人体錬成」に挑んで失敗。エドは左足、アルは体のすべてを失ったが、エドが右腕を対価にしてアルの魂だけは取り戻し、よろいに定着させたことで一命だけは取り留めたというキャラクター。映画版では、特徴的な空のよろいの体はCGで再現され、細部までこだわり抜いた出来栄えとなっている。

 山田さんは、「俺がエドなんだという強い気持ちを持って撮影に臨み、CGのアルフォンスを見て、これは大丈夫、実写化できるぞ」とコメント。現在撮影を終えポストプロダクション作業に入っている曽利監督は「スタッフ、キャスト一同、この作品を本当に実写化できると信じて疑わない人々が集まった現場で大いに士気が上がりました。皆さんの期待を裏切らないよう、原作の本質を大切にこの作品を仕上げていきたいと思います」と語っている。

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