この世界の片隅に:公開3カ月で興収20億円&動員150万人突破

劇場版アニメ「この世界の片隅に」の一場面(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
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劇場版アニメ「この世界の片隅に」の一場面(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

 こうの史代さんのマンガが原作の劇場版アニメ「この世界の片隅に」(片渕須直監督)が、公開から約3カ月で興行収入が20億円を突破したことが13日、明らかになった。11日付の記録で、観客動員数は150万人を突破した。

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 昨年11月12日の公開当初は63館という小規模の公開だったが、順次上映劇場を拡大しており、累計公開館数が300館を超えた。11、12日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)では8位にランクインし、14週連続でトップ10入りを果たすなど勢いが止まらない。

 「この世界の片隅に」は、「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞したマンガ。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれた。劇場版は、女優ののんさん(能年玲奈から改名)がすずの声優を務めている。

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