ソードアート・オンライン:初の劇場版は「集大成」 松岡禎丞と戸松遥が見どころ語る

「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」の完成披露舞台あいさつに登場した(左から)戸松遥さん、松岡禎丞さん、伊藤智彦監督(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
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「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」の完成披露舞台あいさつに登場した(左から)戸松遥さん、松岡禎丞さん、伊藤智彦監督(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project

 人気ライトノベル「ソードアート・オンライン」(電撃文庫)の初の劇場版アニメ「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」(伊藤智彦監督、2月18日公開)の完成披露舞台あいさつが30日、新宿バルト9(東京都新宿区)で行われ、声優の松岡禎丞さん、戸松遥さん、伊藤監督が登場した。主人公・キリト役の松岡さんは、劇場版について「『ソードアート・オンライン』の集大成と言っても過言ではない作品です。皆さんの心に突き刺さってもらえるとうれしいです」と語った。

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 ヒロイン・アスナ役の戸松さんは「この作品の魅力は、こういう世界が現実にくるかもしれないというワクワク感が詰まっているところです。これまでのVRとはまた一味違うARの世界観や、さまざまな人間関係など、見どころがたくさんある作品なので、楽しんでいただけると思います!」とコメント。

 松岡さんは「アフレコから3カ月ほどたった今も余韻が残っていて、こんなに動くのかというくらい、丁寧に描かれています。作画の方々も『寝るよりも描きたい』というほど熱量を込められた作品ですので、どうぞお楽しみください!」と話し、伊藤監督は「ようやくこの瞬間を迎えられるのだという気持ちでいっぱいです! 約2時間、エンドロールの最後の最後まで、しっかりとお楽しみください!」と語った。

 「ソードアート・オンライン」は、川原礫さん作、abecさんイラストのライトノベル。シリーズ累計発行部数は全世界で約1900万部を誇る。仮想空間への接続機器によってバーチャルリアリティーを実現した近未来を舞台に、さまざまなオンラインゲームを取り巻く事件が描かれている。テレビアニメ第1期が2012年7~12月、第2期が14年7~12月に放送された。劇場版は、川原さんが書き下ろしたオリジナルストーリーで、次世代ARデバイス・オーグマーが開発され、そのキラーコンテンツとなった専用ゲーム「オーディナル・スケール」に主人公キリトやアスナたちが参戦する……というストーリー。

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