俳優の中川大志さんと、モデルで女優の飯豊まりえさんが26日、東京都内で行われた主演映画「きょうのキラ君」(川村泰祐監督、2月25日公開)の完成披露試写会に登場した。“胸キュンシーン”として大きな話題を集めている「カーテンの刑」をイメージし、シルエットでキスする2人がスクリーンに映し出されると、約600人集まったほぼ女性の観客から悲鳴のような歓声が上がった。
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「カーテンの刑」は、中川さん演じる主人公のキラ君がヒロインのニノ(飯豊さん)を、教室の窓にかかるカーテンの裏に誘い込みキスをする……というシーンのこと。イベントで、「カーテンの刑……」という中川さんのつぶやきとともに2人のシルエットがキスすると、会場はどよめき、悲鳴に包まれた。「カーテンの刑」の実演について、中川さんは「いや、本当に緊張しました……」とため息をついていた。
映画は、「別冊フレンド」(講談社)で連載されたみきもと凜さんの少女マンガが原作。他人と関わることが苦手な“ニノ”こと岡村ニノン(飯豊さん)が、学校のクラスメートで誰もが憧れる人気者“キラ”こと吉良ゆいじ(中川さん)に初めて恋をするも、キラのある秘密を知ってしまい……というストーリー。監督は「L・DK」(2014年)などで知られる川村監督で、ニノの父親役を安田顕さん、母親役を三浦理恵子さん、キラの父親役を岡田浩暉さんが演じる。イベントにはクラスメートの葉山奨之さん、平祐奈さんも登場した。
撮影について、中川さんは「監督からこうやってキスしたら、抱きしめたらいいんじゃないかと(アドバイスもらった)。監督は恋愛マスター」と振り返り、初の少女マンガ原作の映画に「やったるぞという思いはありました。やり切れました」と自信を見せた。イベントでは、劇中でキラ君がニノに「チュー、していいすっか?」という胸キュン名ぜりふのシーンの再現もしたが、中川さんの相手はくじ引きで葉山さんに決定。男同士でラブシーンを再現し、ファンからは「キャー!」「可愛い!」という歓声が上がった。
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