注目映画紹介:「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」トム・クルーズ主演 見せ場と人間的魅力が増した第2弾

「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」のアクションシーン  (C)2016 PARAMOUNT PICTURES.ALL RIGHTS RESERVED.
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「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」のアクションシーン  (C)2016 PARAMOUNT PICTURES.ALL RIGHTS RESERVED.

 米俳優トム・クルーズさん主演の映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」(エドワード・ズウィック監督)が11日、公開される。「アウトロー」(2012年)に続くシリーズ第2弾で、前作よりもアクションの見せ場が増え、展開に勢いが増した。とりわけ、パレードに湧くニューオリンズでの追走劇では、映画のハイライトにふさわしい緊迫感が味わえる。

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 元米陸軍調査指揮官で、今は流れ者のジャック・リーチャー(クルーズさん)は、後任のスーザン・ターナー少佐(コビー・スマルダーズさん)がスパイ容疑で逮捕されたことに陰謀の匂いをかぎ取る。リーチャーはターナーの無実を証明するために真犯人探しに動き出す…というストーリー。

 今回のリーチャーは、ターナーの汚名をすすごうと奮闘する一方で、自身と浅からぬ因縁があるサマンサ(ダニカ・ヤロシュさん)という若い娘も助ける必要が生じ、幾度となく窮地に立たされる。そのサマンサを巡ってニューオリンズの街中で繰り広げられる敵との追走劇は、パレードの喧騒(けんそう)が緊迫感と焦燥感を後押しし、手に汗握らずにいられない。序盤のリーチャーとターナーの逃走劇もスリル満点。 半面、ジャックの過去が垣間見られるエピソードも盛り込まれ、人間的魅力が増すとともに、素顔をもっと知りたくなるような趣向が凝らされている。11日からTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)ほかで公開。(りんたいこ/フリーライター)

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