渡辺謙:市原悦子と初共演で「まさに“怪物”のような方」山田太一脚本ドラマで

「山田太一ドラマスペシャル 五年目のひとり」に出演する渡辺謙さん(左)と市原悦子さん=テレビ朝日提供
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「山田太一ドラマスペシャル 五年目のひとり」に出演する渡辺謙さん(左)と市原悦子さん=テレビ朝日提供

 女優の市原悦子さんが、俳優の渡辺謙さんが主演、山田太一さん脚本のドラマ「山田太一ドラマスペシャル 五年目のひとり」(テレビ朝日系、11月19日放送)に出演することが19日、分かった。市原さんとは初共演となる渡辺さんは「まさに“怪物”のような方ですね! こちらの予想をいとも軽々と超えてくるような、素晴らしいお芝居をされるんです。山田太一先生から託された際どいセリフも嫌味なく乗り越え、人間として強く投げかけてくださるところに、懐の深さを感じました」と話している。

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 市原さんは「渡辺謙さんとは初共演ですが、よく気のついてくださる、優しい方ですね。人間的にはもちろんですが、ハリウッド、舞台、映画、ドラマ……と俳優としてさまざまな“場”を知っている分、視野が広くて……。それが、とても頼りになりました」とコメントしている。

 ドラマは、東日本大震災の津波で家族を失った中年男性・木崎秀次(渡辺さん)と中学生の松永亜美(蒔田彩珠さん)の不思議な交流を通じて、震災の“その後”と“再生”を描く。市原さんは秀次のことを気にかけ、働き先を紹介する同郷の女性・花宮京子を演じ、高橋克実さんや柳葉敏郎さん、木村多江さん、板谷由夏さん、山田優さん、関西ジャニーズJr.の西畑大吾さんらが出演する。亜美を演じる蒔田さんはドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(2012年放送、フジテレビ系)などに出演してきた若手女優で、山田さんの作品に出演するのは初めて。

 渡辺さんはドラマについて「素晴らしいキャストの皆さんがそろって、まさしく適材適所。山田先生の思い描かれた世界観を、とてもさりげなく、“どの町でも起こりうるような物語”として共に表現することができ、とてもうれしく感じています」と話している。

 「五年目のひとり」は11月19日午後9時に放送。

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