タレントの壇蜜さんが17日、東京オペラシティ(東京都新宿区)で行われた映画「インフェルノ」(ロン・ハワード監督)のイベント「ラングドン・プレミアム・オーケストラ」に登場。タイトルの「インフェルノ(地獄)」にちなみ、自身の“地獄体験”を聞かれた壇蜜さんは「(東京オペラシティがある)初台のこの辺で前付き合った人に、なぜか土下座をするというイベントをしたことがある」という“衝撃”の過去を告白した。
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7~8年前の出来事といい、「自分の仕事が忙しいために、その人との約束をほごにしてしまって、そこで謝った。大げさに謝ったらどんなことが起きるかやってみた」と明かし、「私の考えている“地獄”は常に“一つの光”があって、自分のやったことの先に新しい光があるんじゃないかと期待したけど、その光はなくて余計怒られるという……」と過去の“地獄体験”を振り返っていた。
この日は、新日本フィルハーモニー交響楽団が、同映画の世界を音楽で再現するというイベントで、演奏前に語りで登場した壇蜜さんは「緊張して、立ち位置が分からなくなった。一瞬迷子になった」と振り返り、「急に分からなくなることが最近増えちゃって。ドラマとかテレビ収録とかで、急に何かが変わったことを直前まで覚えているけど、『よーいはい、お願いします』と言われた瞬間、どこだっけってなって、心がざわざわして汗もかく。どうしようどうしようって、その瞬間は“地獄”ですよね」と苦笑交じりに振り返っていた。
映画は、ベストセラー作家ダン・ブラウンさんの小説が原作。ダ・ヴィンチの名画に隠された謎を解く2006年の映画「ダ・ヴィンチ・コード」、ガリレオの残した暗号を解き秘密結社の陰謀に迫った09年の映画「天使と悪魔」に続くシリーズ第3弾。主人公のロバート・ラングドン教授(トム・ハンクスさん)が、人類の滅亡計画を企てる天才生化学者ゾブリストが詩人ダンテの叙事詩「神曲」<地獄篇(インフェルノ)>に隠した暗号の謎に挑む……という物語。28日公開。イベントには、作家の荒俣宏さんも登場した。
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