有村架純:「とと姉ちゃん」高畑充希からエール 「背中を押された」

会見に出席したヒロイン役の有村架純さん
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会見に出席したヒロイン役の有村架純さん

 2017年4月から放送がスタートするNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」で主演を務める有村架純さんが26日、東京都内で行われた会見に登場した。有村さんは、現在放送中の朝ドラ「とと姉ちゃん」で主演を務めている高畑充希さんと連絡を取った際に、「『すごく大変だと思うけど、終わったあとに見える景色は至極美しいよ』と言ってくれた」とエールを受けたことを告白。「その一言に、とと姉ちゃんでずっと走ってきた充希の頑張りとかつらさとか苦しみとかがすごく詰まっているなと感じて、背中を押された。その言葉を励みにして頑張りたい」と意気込みを語った。

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 「ひよっこ」は、96作目の朝ドラで、高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が殻を破って成長していく波瀾万丈青春記で、脚本は01年前期の「ちゅらさん」、11年前期の「おひさま」などの岡田惠和さんのオリジナル作。茨城県北西部の大家族の農家に生まれ、のんびりした少女に育った主人公・谷田部みね子が数々の出会いと別れを生きる力に変えて、「ひよっこ」だったヒロインがやがて大空へと羽ばたいていく……というストーリー。

 この日の会見では、みね子の父・実役に沢村一樹さん、母・美代子役に木村佳乃さん、祖父役に古谷一行さん、叔父役に峯田和伸さん、友達の助川時子役に佐久間由衣さん、その父役に遠山俊也さん、母役に羽田美智子さん、幼なじみの角谷三男役に泉澤祐希さん、その母役に柴田理恵さん、バスの車掌役に松尾諭さんの起用が発表された。沢村さん、峯田さん、佐久間さん、遠山さんは朝ドラ初出演となる。

 有村さんは「流れ作業だけにはなりたくないので、どれだけスケジュールが大変でも、ひとつひとつのシーンを大切にしたい」とドラマへの思いを表現。父親役の沢村さんについて「初めてお会いした。劇中でも、出稼ぎにいってしまっているのでなかなかお会いできないと思うんですけど」と笑いを誘いつつ、「貴重な一緒のシーンを本当の親子のように見せられたらいいなと今から楽しみです」とコメント。母親役の木村さんについても「バラエティーなどでご一緒させていただいたことはあって。すごくチャーミングな方だと思っていた」と印象を明かし、「台本読みを聞いてても温かくて、まさに理想のお母さんだなという印象です」と語った。

 朝ドラ「ひよっこ」は17年4月3日~9月30日に全156回を放送予定。

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