キンプリ:VRプロジェクトが始動 シンの無限ハグも

「KING OF PRISM by PrettyRhythm」のVRコンテンツが展示されている「東京ゲームショウ2016」のシーエスレポーターズのブース
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「KING OF PRISM by PrettyRhythm」のVRコンテンツが展示されている「東京ゲームショウ2016」のシーエスレポーターズのブース

 “応援上映”も話題の劇場版アニメ「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(略称・キンプリ、菱田正和監督)のVRプロジェクトが始動したことが15日、分かった。スマートフォン用アプリ「VRフォトセッション from KING OF PRISM by PrettyRhythm」が今冬、PSVR版も来春、リリースされる。また、今秋に池袋PARCO(東京都豊島区)、宇都宮PARCO(宇都宮市)でVRを使ったイベント「握手会&撮影会 from KING OF PRISM by PrettyRhythm」が開催されることも明らかになった。

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 「VRフォトセッション」は、プレーヤーがコウジらのユニット「Over The Rainbow」の写真集の撮影を依頼されたプロカメラマンとなり、コウジ、ヒロ、カヅキのほか、シンを撮影する。ライバルのシュワルツローズと同時発売の写真集で販売数を競っているという設定。「握手会&撮影会」は、コウジ、ヒロ、カヅキ、シンとの握手会、記念撮影を楽しめる。

 幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「東京ゲームショウ2016」のシーエスレポーターズのブースで発表された。ブースでは、シンとの握手会を体験できるVRコンテンツを展示。シンの“プリズムジャンプ”の“無限ハグ”の映像も楽しめる。担当者は「VRで『キンプリ』の世界に入ったような体験をしていただければ」と話している。

 「キンプリ」は、2013年4月~14年3月に放送された女児向けテレビアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」のスピンオフで、男性キャラクターのコウジ、ヒロ、カヅキたちが歌とショーにかける姿を描いている。1月9日に公開され、わずか14館での公開という小規模でのスタートだったが、口コミで話題となり、延べ上映館数が130館以上にまで拡大。現在も上映は続いており、観客動員数約46万人、興行収入約8億円を記録している。観客が映像に合わせて声を上げて楽しむ応援上映が「ニュース シブ5時」(NHK総合)などテレビの情報番組で取り上げられるなど話題になっている。

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