俳優の塩谷瞬さんが23日、東京都内で行われた寺島しのぶさん主演の映画「母 小林多喜二の母の物語」(山田火砂子監督)の製作発表会見に出席した。小林多喜二役に抜てきされた塩谷さんは資料や台本を読んで役作り中だといい作中の母親・セキについて「子どもが生まれてくる前から苦労して、弱音ひとつ吐かず、人生を楽しんでいらっしゃった。そんなお母さんに育てられて……」と説明しながら、涙で声を詰まらせた。
ウナギノボリ
解説:朝ドラ“メガネっ娘”の系譜 過去にもブレークした俳優が
映画は、三浦綾子さんの同名小説(角川書店)を原作に「蟹工船」を書いた小林多喜二の母・セキの波乱の一生を描く。会見にはセキ役の寺島さん、多喜二役の塩谷さんのほか、セキの夫役の渡辺いっけいさん、山口馬木也さん、水石亜飛夢さん、山田監督も出席した。
塩谷さんは「小林多喜二という人間を考えれば考えるほど、思いが込みあげてしまった」と苦笑。涙の訳を聞かれ「僕は幼いころから母親がいないので、自分の人生のテーマとして“母”というものを求めている。多喜二が亡くなっても半世紀にわたり、彼を愛し続けた母の中に残り続ける息子を演じることに感極まってしまった」と説明し、「目に見えない今の現代で失ってしまったんじゃないかと思う温かいものを、言葉だけじゃなくて表現できるように演じていきたいです」と意気込んでいた。2017年1月中旬公開予定。
“次世代のおしゃれインフルエンサー”とも呼ばれる金谷みひろさんが、5月17日発売の週刊誌「FRIDAY」(講談社)5月31日号に登場した。
フリーアナウンサーの鷲見玲奈さんが自身のインスタグラムで、5月15日発売のマタニティー誌「後期のたまごクラブ」(ベネッセコーポレーション)の表紙を飾ったことを報告した。
ギタリストの布袋寅泰さんが5月17日、自身のインスタグラムを更新。吉川晃司さんとの音楽ユニット「COMPLEX」の東京ドーム公演「日本一心」の2日間の公演を終え、心境をつづった。
芸能プロダクションでタレント営業の仕事をしながら、自らもタレント活動する池田桃子さんの初の写真集「桃色営業」(ワニブックス)が、5月17日に発売された。