俳優の田中圭さんが7日、WOWOWで放送された米プロバスケットボールリーグ「NBA」のウエスタン・カンファレンスプレーオフ準決勝「サンアントニオ・スパーズ対オクラホマシティ・サンダー」第3戦の中継番組にゲスト出演した。小学生のころにバスケットボールを始め、今でも知人とプレーを楽しんでいるという“バスケ好き”の田中さんに、放送終了後、NBAプレーオフで注目している選手や見どころなどを聞いた。

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　同局のNBA番組に出演するのは今回で2回目で、「最初の時は緊張したけど、今回はそれほど緊張がなく、普通に楽しめた」と振り返った田中さん。バスケ歴について聞くと、「母親がもともとバスケが好きで、その影響で僕も小学1年生からずっとバスケをやっていて、中学の時もバスケ部だった。NBAの試合は高校時代に友達と見ていた」と明かした。

　芸能界に進み、一度バスケから離れた生活を送っていたといい、「10年くらいはNBAは見ていなかったけど、プライベートでまたバスケをするようになって、それからまた見るようになった。レギュラーシーズンをずっと見るということではなかったけど。一回見ると（昔の記憶が）残っているので。今日も前回より、最近のNBA事情もわかっていたので、より楽しかった」と番組を振り返った。

　NBAで応援しているチームは、「今は（ゴールデンステート・）ウォリアーズ。応援というより、見ていて楽しい」と笑顔で語り、その中で注目している選手について聞くと、「やっぱり、必然的に厳しいマークを受ける（エースのステフィン・）カリー選手。とんでもないシュートが入るというか、あんなに厳しいマークをされながらもシュートを決めるというすごさがある」と魅力を説明。そのカリー選手はプレーオフ1回戦で右膝を痛めて現在欠場中だが、早期復帰の可能性もあり、「プレーオフだと選手たちの本気度が違うから、レギュラーシーズン以上の厳しいチェックを受けるカリー選手がどうそこを打破していくのか。また、打破できず抑えられるのかというところが見たい」と見どころを明かした。

　また、これまでのプレーオフについて、「結局レギュラーシーズンの上位が勝ち上がってきているので順当といえば順当かな」と分析。今月中旬からは東西カンファレンスファイナルが始まるが、「僕が見たいチーム（が出てきて）、見たいカードができそう」と話し、「僕はウォリアーズとスパーズがガチのテンションで戦うとき、どうなるのかというのを見たい」と希望のカードを熱く語っていた。

　＊……WOWOWでは、開幕中のNBAプレーオフの注目試合を毎週5試合以上生中継し、東西カンファレンス・ファイナルとファイナルは全試合生中継する。