NMB48須藤凜々花：兼任解除のさや姉に「心意気に惚れました！」

　アイドルグループ「NMB48」の須藤凜々花（すとう・りりか）さんが14日、東京都内で行われた哲学本「人生を危険にさらせ！」（幻冬舎、1512円）の会見に登場。13日の劇場公演で、メンバーの山本彩さんがAKB48との兼任解除を発表したことについて「大人の事情を無視してまでの兼任解除は『人生を危険にさらしているな！』と思います」と著書のタイトルに絡めてコメントし、「しがらみもあるはずなのに、キャプテンの心意気に惚れました！」と話していた。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　13日にNMB48劇場（大阪市中央区）で行われた公演では、人気メンバーの渡辺美優紀さんが卒業を発表。これを受け、キャプテンの山本さんは兼任解除し、NMBに集中すると明らかにしていた。

　「人生を危険にさらせ！」は、「将来の夢は哲学者」という須藤さんと気鋭の政治社会学者・堀内進之介さんとの共著。須藤さんと堀内さんの対話編で進む全5章と須藤さんのコラムで構成されている。

　須藤さんは「歴史に刻まれる作品です」と自信を見せ、タイトルについて「ニーチェ先輩の名言をお借りしました。私は哲学者を目指しているので、哲学者はみんな先輩です」ときっぱり。ブログで哲学について解説するなど、ファンの間でも哲学好きと認められている須藤さんは、アイドルになった理由について「握手会ではいろんな人の思想に触れ合うことができます。48グループは人の生き方を見ることができるので入りました」と独特の視点で語っていた。