高橋みなみ:AKB48を卒業 「明日から高橋みなみとして頑張ります」

卒業公演を行いAKB48を卒業した高橋みなみさん(C)AKS
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卒業公演を行いAKB48を卒業した高橋みなみさん(C)AKS

 AKB48の高橋みなみさんが8日、東京・秋葉原のAKB劇場で自身の卒業公演「高橋みなみ卒業特別記念公演~10年の軌跡~」を行い、同グループを卒業。現メンバーだけでなく、前田敦子さんら元メンバーも見守るなか、「今日でやり残したことは本当になくなりました。やりきりました。明日から高橋みなみとして頑張ります」と涙を流し、最後には劇場の床をいとおしそうになでながら、10年間過ごしたグループに別れを告げた。

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 高橋さんは、2005年に結成された「AKB48」の初期メンバーとして活躍。個性的なメンバーの中で、リーダーシップを発揮し、09年にチームAのキャプテンを務め、12年に総監督に就任した。文字通りAKBグループの精神的な支柱として10年間活動してきた。14年12月にグループから卒業することを発表。最後の選抜総選挙となった15年の総選挙では自己最高となる4位を獲得した。同12月には総監督を横山由依さんに引きついだ。16年3月には横浜スタジアムで卒業コンサートが開催され、約3万人のファンが駆けつけた。

 卒業公演で、アカペラで「桜の花びらたち」を歌いながら登場した高橋さんは、流れる涙をぬぐって公演をスタート。「会いたかった」「恋愛禁止条例」「大声ダイヤモンド」「唇にBe My Baby」など17曲を披露。アンコールでは「背中言葉」「10年桜」が歌われ、最後は「桜の花びらたち」で締めた。

 公演には、片山陽加さん、倉持明日香さん、岩佐美咲さんら既にグループを卒業しているメンバーも参加。出演映画「テラフォーマーズ」の舞台あいさつで福岡にいるという篠田麻里子さんも電話で高橋さんにエールを送った。

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